March 18, 2005 発行
今号のYouth Forum Newsでは、アウシュビッツの囚人解放60周年記念式典から見る歴史の重さ、平和憲法問題に対して前大戦の教訓の再考、NHKと朝日新聞社の一連の論争、悪質な事件が多発する現代の日本、アメリカのボール大学大学院に通っている先輩からの海外便りを取り上げています。論説では、イラクで行われた国民議会選挙の結果を受けて、今後どのように民主化へと向かうのかについて述べています。興味を引く記事がありましたら、ぜひ目をお通し下さい。
また、Youth Forum Newsは、ホームページを通じても記事を読むことができます。私達の活動や製作している新聞についてご意見、ご感想がありましたらぜひ気軽に掲示板をご利用ください。
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写真記事:今年も、2月7日から13日にかけて札幌で雪まつりが開かれた。市民や自衛隊らの手によって作られたたくさんの大雪像が大通会場と真駒内会場に立ち並んだ。今年で閉幕となる真駒内会場は、名残を惜しむ多くの市民や観光客で賑わった。 |
アウシュビッツの風化 |
◆アウシュビッツ強制収容所が開放されて今年60周年を迎えた。これを機会に、ナチスドイツのユダヤ人等に対する、残酷な仕打ちを行った収容所の実態を見る。 |
新聞奨学生制度 |
◆新聞を配達することで大学の授業料と生活費を得る厳しいが稔り多い新聞奨学制度の現状を見る。 |
平和憲法を考える |
◆日本の右翼的政治家は憲法改正まで目論んでいるが、その前に政治家も我々国民も平和憲法の意味を再考すべきである。 |
NHKの公平・中立 |
◆NHKは自ら政治介入を許し、公共放送の根拠を台無しにした。今後の課題は公平・中立な報道をし、国民の信頼を取り戻すことである。 |
映画『オペラ座の怪人』 |
◆ミュージカル『オペラ座の怪人』が映画化され、話題となっている。悲しい愛を描くこの映画の魅力に迫る。 |
Working as a graduate assistant 海外便り No.4:日本語を教えつつ、大学院で学ぶ |
◆桑名保智さんは2003年に札大大学院を修了し、現在姉妹校ボール大学大学院で日本語を教えながらTESOLの研究をしている。 |
インターネットを通じたコミュニケーション |
◆インターネットは外国にいる人達と一瞬のうちに連絡が取れ、大変便利であるが危険も多い。相手をよく知ってから利用することが重要だ。 |
―children in present Japan― 異常事態に生きる現代の日本国民 |
◆「教育力」のみならず「文化力」までもが減退している現代日本。私達は基本に立ち帰って、最も身近な家庭教育から見直すべきである。 |
イラクの選挙と民主化 |
◆今年1月イラク国民議会選挙が行われた。今後の課題は勝利したシーア派、反抗するスン二派やクルド人が一致団結し、新生イラクを築き上げることである。多国籍軍の撤退は、イラクの平和が確信できたときになるであろう。 |
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(日本語) |
◆コクドやNHKのようなワンマン式経営では、社員が企業の方針に対し自由に意見を言える環境が必須である。 |