ビジネスコミュニケーション学科の特色
 人と人とが互いに理解しあう過程そのものがコミュニケーションであるととらえるならば,コミュニケーションは単なる情報伝達の道具ということだけにとどまりません。個人と個人,個人と集団,あるいは集団と集団というスケールで互いに影響を与える過程そのものがコミュニケーションといえるでしょう。

 このような立場から,本学科ではビジネスコミュニケーションを支える要素として,以下の3つを考えています。



 本学科は学生諸君が4年間の学習によって,ビジネスを深く広く見通すことができ,社会心理学や情報技術を駆使した説得力のあるコミュニケーションを実践し,自らのアイデアを知識に裏づけされた効果的なプレゼンテーションによって他者に披露できるようになることを願っています。 しかし,経営学はさまざまな他の学問領域と密接につながっています。学生諸君がその広大さに戸惑ってしまうことなく,興味・関心を持って経営学を学び続け,実社会に飛翔していけるように,ビジネスコミュニケーション学科では以下のような大きな特色を設けています。



社会心理学を体系的に学ぶことができる
 第1に,米国のビジネススクール(経営学専門大学院)ではすでに取り入れられている社会心理学を体系的に学ぶことができることです。もともと経営学と心理学は関連が深く,たとえば2002年のノーベル経済学賞受賞者の一人は,プリンストン大学の心理学者ダニエル・カーネマン教授です。本学科は,躍動するビジネスのしくみとネットワーク社会の原動力となるコンピュータ,そして人間関係や組織行動の社会心理学を同時に学べる我が国では非常に数少ないユニークな学科といえます。


理論と実践をバランスよく学ぶことができる
 第2に,さまざまなビジネスの現場での実務と経営学の理論の両方に精通しているスタッフが揃っていることです。理論と実践はいわば車の両輪です。バランスよく学ぶことが両者をより深く理解することにつながります。理論が実社会で実践されていることで理論体系のすばらしさを確認し,逆に実社会の中で理論化されていない事柄を発見すれば,それは新たな研究の芽となりえるでしょう。「理論なき実践は盲目であり,実践なき理論は空疎である」ということです。


実習により、さらに理解を深めることができる
 第3に,実習をともなう科目が多く設置されていることです。講義やテキストで学んだことをさらに深く理解するためには,実習活動を通して体験することが最も効果的です。コンピュータなどの情報技術だけでなく,対人コミュニケーション能力や人間関係のスキルなども,実習によって明確なものにすることができます。


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