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豊平区の月寒地区には旧陸軍の施設や史跡が多く残っています。 つきさっぷ郷土資料館は、もともと旧陸軍北部軍司令官官邸として、 昭和16年に建てられたもので、赤いレンガの建物が特徴です。 戦後は北海道大学の学生寮として使用されていましたが、 昭和60年につきさっぷ郷土資料館として開館しました。 資料館は軍関係の品々はもちろんのこと、開拓当時の道具や昔の生活道具、 農業道具など、旧歩兵第25連隊をはじめ旧陸軍資料も数多く展示されています。 月寒は明治4年に岩手県からの入植者が入ってきてから近代が始まった場所です。 行政的な歴史は以下のとおりです。 明治4年 開拓使により月寒(ツキサップ)村と命名 明治27年 大曲以東(現北広島市)が分村独立 明治35年 豊平・月寒・平岸が合併され豊平村となる 明治41年 豊平町となる 昭和19年 「つきさっぷ」が「つきさむ」になる 昭和36年 札幌市と合併 月寒は軍隊の町でもありました。 明治32年に歩兵第二十五聯隊が置かれました。 現在の公園とか高校の建物とか、もともと軍に関係していたものが多々あります。 |