2006年ヘルシンキ大学資料調査 |
2004年のロシア滞在中に発見したユースのおかげで、いままでホテル代がネックだったフィンランドが急に身近になった。
普段は大学の学生寮なのだが、夏休み中はユースホステルとなる。「ユース」と言っても夕べの集いやフォークダンスはない。ごく普通の自炊型の素泊まりホテルである。毎朝サウナに入れるのがGood!
朝食は近くの食堂でバイキング。この食堂、どうやら料理専門学校の食堂で、そこで働いている人も皆、この専門学校の学生らしい。フィンランド名物の肉団子はなかったが、新鮮な野菜とおいしい黒パンで満足。
いまさらながら、なんでフィンランドってこんなにのどかなのだろう?完全にムーミン谷状態。
お世話になったヘルシンキ大学図書館の書庫。19世紀にはロシア帝国領だったのでロシア史に関する資料が豊富。
資料だけではなく、町中至る所にロシアの影響を見ることができる。これはロシア人墓地。
落書きもロシア語で・・・(ただし、微妙に綴りが変である)
休日には近くのポルボーという街にも行って来た。川沿いに発達した中世の面影を残す観光地。
ムーミン谷は大騒ぎ。突然、イラク戦争反対のデモが・・・ くつろぎきって休日を過ごし、図書館では19世紀のロシア三昧の暮らしをしていたので、いきなり現実世界に引き戻された感じだった。
だいぶヘルシンキの暮らしにも慣れたので、少し贅沢をした。天然物のザリガニで日本円にすると1匹1000円ぐらい。正直言って「高い」。いや「高級」だ。とはいえ、レストランで食べればさらに目ン玉飛び出る値段である。 で、お味は・・・正直言って、モスクワの地下鉄の駅前で売っているのとあまり違いありませんでした。 |