2011年フィンランド資料調査 |
今年も科研費の研究補助を受けることができたので、フィンランド国立図書館に資料調査に行ってきた。 大学の春休みを利用しての急ぎ足の調査だったので、今年はホテルを予約した。
ハカニエミ広場前のこざっぱりとしたホテル。 これも札幌からインターネットで予約できた。 部屋にはLANが繋がっていてインターネットが使える。 便利な世の中になったものだ。
冬のフィンランドは初めての経験。 冬のペテルブルクと大した変わりはないだろう、と踏んで行ったが、大過なし。
前回の謎。「エロマンガ」。 どうやらチェーン店らしい。エロ漫画チェーンではない。
さすがは冬のフィンランド。 港の市場には「気温18度」を売り物にした屋台があった。 しかもKUUMAAときたもんだ。
時節柄、変な想像をしてしまった。 図書館でも司書のイリーナさんを始めとしてこの話題で持ちきりだった。 みんな心から福島を心配してくれていた。ありがたいとこだ。
一日の仕事終えてスオメンリンナ島へと渡る。 冬なので当然と言えば当然。 海が凍っている。
渡し船も当然のことながら砕氷船。 氷塊をかき分けながらグングン進んでいく。 なかなかパワフルである。
で、スオメンリンナ。今からちょうど200年前、ここでベリンスキーが生まれた。 が、だれもそんなことは気にしていない。夏とは違って閑散としている。
しかも非常に寒い。ベリンスキーの厳しい性格を彷彿とさせる寒風だ。 早々に退散した。
夜明け前のハカニエミ広場。 帰国後すぐに卒業式→在校生ガイダンス→入学式→新学期と忙しいので、時差ぼけを修正する余裕はない。 今回は日本の時間帯で通した。
ハカニエミ側から見たウスペンスキー聖堂。 普段と宿泊地が違うので、当然のことながら見える街の風景も違う。 |