2011年メイン・マシン制作 |
2011年1月8日、2005年度マシンが突如、お亡くなりになった。下駄をかましている分際でサポート外のPenM770を入れたのが悪いのか、増設したメモリーが当たったか、不明だが、とにかくウンともスンとも言わなくなった。 前兆はあった。USB関係が認識しなくなった(それによってUSB接続のプリンターが無反応になった)ことがあった。 ともあれ、メイン・マシンが無くては仕事にならない。 時も時、新型Core-i、 Sandy Bridgeが発売される前日のことであった・・・
朝一でパソコン屋に走った。CPUはそんなに強力でなくてもいいから省エネ型のCore5i 2400s。 ハードディスクも省エネ型。WDの「Green」を1T。 CPUに内蔵されているGPUは30インチまでのディスプレーをサポートしているが、ディスプレーは2枚ほしい。ということは、どのみちグラフィックカードが必要になるので、マザーボードはP67。グラフィックカードはサブ・マシンで意味もなく電気を喰っていたHD2600をはぎ取ってきて使う。 午前中には組み上がって、インストール開始。 まずはパーティションからフォーマットへ。(これが延々長い)。 もとの環境復活、の図。 OSを再インストールして、データードライブを丸々コピー。あとはC:/\Documents and settings\User name\以下を全部コピーして以前の環境が(原則的には)復活。 一部ソフトの再インストールなど、細かい設定を煮詰めて現役復活!!
2014年の正月休みを返上して、Windows 7 64bit にOSを入れ替えた。 4月でWindows XPのサポートが終了する、というのも理由の一つだが、最大の理由は、年末から異常に動作が遅くなったこと。HDDへのアクセスが生じるたびにじっくり待たされる。原因追及するよりOSの入れ替えの方が簡単、というわけで入れ替えた。 ついでにHDDも2Tにした。Formatには長大な時間がかかると思っていたら、なんと、あっという間に終わった。(本当にこれでいいのか?) OSとデーターは別々のパーティッションに入れてあったので、データーをコピーしてあとはOfficeを新規インストールしたぐらい。 最大の懸案だった「親指シフト」も「Yamabuki」というのを入れたらWin7環境でも親指シフトができるようになった。実をいうとこのYamabuki、若干問題があるのだが、定義ファイルを書き換えながら、少しずつ解決していこうと思う。
ところが… よく落ちるようになった。最初はおずおずと、やがてスコン・スコンとよく落ちる。忙しい時に限って、よく落ちる。これでは仕事にならない。 エラーメッセージを読むと、ビデオドライバーから帰ってこなくなったようだ。 たしかにHD2600を入れているはずなのだが、デバイスドライバーには「ATI Radeon HD 3400 Series」と表示されている。しかし、ATIのサイトにはHD2600のドライバーは登録されていない。困った。
ビデオメモリーにヒートシンクを貼り付けてみた。 ダメもと、というよりは、ほとんど厄除けのお札の感覚である。
すると、あらま。ピタリと安定した。思いっきり負荷をかけても大丈夫。 となると、原因はビデオメモリーの過熱だったのか。しかしXPの時にはそんな症状は出なかった。 いまいち釈然としないが、実用上問題ないのでそのままにしている。
「お札」を貼り付けてブルースクリーンから解放されたのが2014年3月。 それから2年後の2016年6月、またまたブルースクリーン発生。 それまでも「プチフリ」に悩まされていた。WinXPからWin7に入れ替えた後、しばらくでなかったのだが、また頻発するようになった。突然PCの反応がなくなるのだ。特にプログラムの起動などHDDを呼びに行った時に起きるので、HDD周りを疑っていろいろといじってみたが駄目だった。
2016年7月、夏の『重労働』に備えてグラフィックボードを交換することにした。 3D性能は無視できるので、HD6450に決定。10年近く働いてくれたHD2600には引退してもらう。長いことご苦労さん。 結論から言うと、大満足。ブルースクリーンはそれ以後、出なくなった。
しかし・・・やっぱり止まる。凍りつく。 ブルースクリーンは出なくなったが、やはりプチフリは収まらない。 困った…
となると、あとはマザーボードかメモリーか。 とりあえずメモリーを交換。シリコンパワーの2GMメモリーには引退してもらう。
代わりに入れたのがこれ。 「ASUSマザーボードとの相性を検証済み」の「安心・高品質メモリ」である。 TEAMという初耳のメーカー名だが、何と言っても「安心・高品質」である。 それでもプチフリは止まらない。 「秀丸メール」の常駐を外して必要な時だけ起動するようにしたり、Chrome のキャッシュサイズも明示的に1Gbに制限したが、それでも止まる。プチフリる。 ほとほと困った。
結局何なんだ〜でたどり着いたのがこれ。 秀丸メールはしばしば通信エラーをおこす。Chromeも何かエラーを抱えている。 当然システムはエラー・ログを吐き出す。が、これが長期化するとログ自体がかなり巨大なファイルとなる。アクセス、書き込みに時間がかかる→その間フリーズ という図式か?過去にOSを入れ替えた時もしばらくはプチフリが出なかったこともこれで説明できる。 試しにログファイルを削除してみた。 ついでに chrome:pluginsにアクセスしてFlashも切っておいた。そもそもエラーを出さないためだ。 2018年5月、長年使ってきたDellの30インチモニターが不調になった。突然消えてしまうのだ。電源を切ってしばらく置いておくと復活するのだが、いかんせん不安定だ。 というわけでDellモニターにはご隠退いただく。長年ご苦労様でした。 後任にはI/O DATAの30.5インチモニターを導入した。ドット数は2550x1440。縦方向が少し狭くなった。 ところがOh! NOoooo FHDでしか表示されない。これでは27インチと同じではないか。 I/O DATAに聞いたら、ビデオカードの仕様を確認するよう助言された。
さすがはプロ。HD6450はDVD-I接続でこそ2550x1600までサポートしているものの、HDMI接続にするとFHDまでしか表示できないことが判明。 GeForceのGT-710に換装する。
めでたく大画面復活之図。 あっ、それからプチフリの件。 まず、ログファイルを削除した後、Chromeがすんなり立ち上がるようになった。 プチフリもそれ以後出ていない。やはり原因はログファイルだったのか…
2019年11月の連休を利用して、windows10にアップグレードした。Microsoftのホームページでまだ無償でアップできた。認証もすんなり通った。ただ、win7の時と比べて全体的にもっさりした印象。入力文字種を切り替えた後に必ず最初の1文字を取りこぼすのも悩みの種。 そもそもwin7とノートンさんがバッティングしたのが始まりだった。ノートンを外せば普通に使えるのだが、ノートンなしの丸腰は心臓に悪い。 で、アップグレードしたが、予想通りNicola周りでてこずった。「やまぶき」を起動しているとedgeをはじめとしたユニバーサル・アプリの入力ができなくなってしまうのだ。Dvorakだと入力できるのだが、今度はロシア語が入力できなくなってしまう。結局、普段は「やまぶき」を使い、必要に応じてDvorakを起動する、というちょっと面倒な方式で当面はやりくりすることになった。 肝心のノートンは無事に再インストールできた。不屈の根気で再試行を繰り返した末、認証も通った。 Win7の時と同様にKeySwapでCapsLocとCtrl、変換と空白を入れ替えた。 ReadyBoostを設定したら、もっさり感は多少改善されたような気がする。
2020年12月。紆余曲折があったが、これが最終形。 コロナ禍でほぼ丸一年遠隔授業になったので、4k50インチの液晶テレビをモニターとして導入。サブモニターは学生と共有するためにFHD30インチ。マイクとカメラもつないだ。 一応、グラフィックカードのGT-710は4kをサポートしているのだが、かなりカーソルがカクカクする。カードの刺さっているマザーボードのPciExがVer.2なので、帯域が足りなないのだ。 |