2005年度メイン・マシン制作

研究室の仕事に使うメイン・マシンを作った。

少しでも静かになるように、とCPUPentium-Mで決定。

実はPentium-Mが使えるマザーボードはそう多くない。いろいろ迷った末、ASUS社のP4P800-SEというPentium用のボードにCT-479というゲタを介してPentium-M(730)を乗せた。ケースもATXケースを新調したが、これに付いてきた電源が結構ウルサイ。というわけでファンレス電源Phantom500wをおごった。

その他の部分はHDIDE、メモリーはPC2700と手堅くまとめる。

とりあえず組み上がった、の図。CT-479に付属のCPUファンがかなりウルサイので、7cm9.2cmのアダプターを介して大型低速ファンに換装してある。

で、このCPUファン、1300rpmぐらいで回ってそれなりの騒音を出すのだが、どうもシステムが不安定になる。CPUからの熱気がチップセットやメモリを直撃している上、ファンレス電源の熱がCPUの熱と一緒になってケース上部にたまるようだ。

 

「刀」というヒートシンクを発見。そのままではCPUに付かないので、金具を加工し、CT-479のコネクターは廃止してリード線を直に半田付け(半田を知らない人は家の人に聞いてみよう)。金具の隙間から引き出す。

 

ケースの前から入った冷たい空気がHDやメモリーを経由してCPUを冷却し、排熱される、という理想の通風。CPUファン、ケースファン共に800rpmで運用。とても静か。めでたしめでたし。

(その後、グラフィックカードをG550からMillennium P650に代えたのだが、これは失敗。スタンバイモードから復帰できなくなってしまった。で、結局、G550を使い続けることに・・・

後日、BIOSの設定項目にRepost Video on S3 resumeという項目を発見。これをYESにしたら問題なくレジュームするようになりました。で、グラフィック・カードはMillennium P650に決定。

デュアル・ディスプレーも快適!

メインディスプレーは1920x1440という途方もない解像度が使えるようになった。

A4見開き余裕でOK!

サブモニターにアイコン類とお茶の水のウェブ・カメラを表示しながらメインで仕事。これははかどる(はず)。

 

で、これが2010年年末の「最終形」。清水の舞台から飛び降りたつもりで導入したANTEC製のファンレス電源は3年間の保証期限をちょうど1週間過ぎたある日、突然、お亡くなりなり、急遽、Zumax を入れてある。ファンレス電源ではないけど、十分静かなのでそのままにしてある。

というのも、電源スイッチの延長コード(USB付き)を発見したので、なにもパソコンを机の上に置く必要がなくなった、というのが大きい。

あと、大きい変化と言えば、DELL製の30インチモニターの導入。2550x1600という途方もない大きさのデスクトップが手に入った。それを駆動するためにビデオカードもHD2400を導入。これはファンレス化してある。

CPUPenM770というのをジャンク屋で発見、現行の7301.6Mzなのに比べて2.13Mzなので多少は早くなった

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