救世主キリスト大聖堂の残骸
モスクワ市内でも意外な発見をすることがある。これはドンスコイ修道院の墓地の片隅にあった救世主キリスト大聖堂の残骸。救世主キリスト大聖堂は、1812年の対ナポレオン戦争戦勝を記念してクレムリンの近く(現在の地下鉄クロポトキンスカヤ駅前)に建立された巨大な寺院だったが、1930年代の反宗教闘争の標的にされて破壊されてしまった。ソ連崩壊後、修復が進み、1997年に復興した。
寺院の壁面を飾っていた巨大なレリーフ