有名人今昔

指導者たちの安住の地:

モスクワのゴーリキ公園の前(トレチャコフ美術館新館)に、廃棄されたソ連時代のオブジェを陳列する広場がある。

 

ブレジネフ書記長:

ボケればボケるほど庶民に愛されたが、あまりにボケすぎてソ連社会は深刻な停滞に見舞われてしまった。いまでもアネクドートにしばしば登場する。

 

鉄のフェリックス:

くだんのKGB初代長官もこの地に安住の地を見いだしたようだ。台座もこちらへ運ばれた。

 

鋼鉄の男スターリン:

相当憎まれていたと見えて、損傷が激しく立つことすらおぼつかない。

 

ゴルバチョフ大統領:

イズマイロヴォの青空市場で発見(91)。バルト3国の連邦離脱など悩みはつきない。肩をもんであげた。

 

レーニンさんとニコライU世さん:

革命の指導者と最後の皇帝が観光客相手に商売をしていた。一緒に写真に収まって800ルーブル(約30円)。レーニンのそっくりさんは、その後もテレビCMに出演したり共産党の集会に顔を出すなど活躍している。

 

モスクワの「たけし」(20008)

アンケートを採ると、日本人が嫌いな国として上位にランクされる常連は北朝鮮とロシアだそうだが、他方、ロシアの側から見ると、日本は好きな国の上位の常連だ。日本外務省のおかげか、日本の芸術に対する関心も高い。たまたまテレビをつけたらビートたけしの「ハナビ」を放映していた。

 

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