2011年「ビザ無し交流」国後島訪問 |
「ビザなし交流事業」で北方領土を訪問した。今年の訪問先は国後島。北方四島のうちでは、かつてもっともたくさんの日本人が住んでいた島である。
根室港を出発してしばらくするとイルカのお出迎え。 好奇心が強いのか、船と並走して、ときどきジャンプする。
国後島の真ん中あたり、国後島の古釜布(フルカマップ)湾に停泊。ここから、はしけに乗り換えて国後島に上陸する。
湾内には沈没したままの船の残骸も。
宿泊したのは「ムネオハウス」。「パンと塩」のロシア式の歓迎を受ける。
ちかくのスーパー。離島なのだが、思ったより豊富な品ぞろえ。お菓子類は韓国製が主。
古釜布はロシア語では「ユジノクリルスク」。 島の行政府(役場)を表敬訪問。正面にはレーニン像が。 古釜布の村の幼稚園「アリョンカ」訪問。クリル開発計画関係で中央政府から巨額の資金が投入されているため、景気がいい。島はベビー・ブームだという。
消防署見学。自慢のポンプ車で放水。幼稚園にしろ、消防署にしろ、なかなか設備が行き届いている。
港も改修が進む。
病院。中の施設もなかなかのものだった。 雑貨屋さん。こちらは日本製品が多かった。 こちらはできたばかりの「メンデレエフ空港」。国際空港を目指すとのこと。 日本人墓地の墓参。順番で線香をあげた。
東沸の日本人墓地。こちらもよく手入れされている。
「ベールイ・スカイル(白い岸壁)」。なかなかの絶景。
ダーチャ見学。島の南側に移動したせいか、日本のケータイの電波が入った。
最後は歓迎会。まさに「テーブルが見えなくなるまで」のもてなしだった。
3泊4日の日程を終えて暮色迫る中標津空港から札幌に帰る。 |