モスクワ大学

Московский государственный университет имени М. В. Ломоносова

モスクワ大学本館:

モスクワの高台にそびえ立つ白亜の殿堂。ここで約20000人の学生や教職員が生活する。中央が教室や事務室が入っている「ゾーナA」。塔の部分の2628階は地質学博物館になっている。名目上は「博物館」だが、実際にはモスクワ市内を一望できる格好の展望台だ。そのほか本館の中には、食堂、売店、郵便局や電報局、床屋にマニキュア屋まで、ありとあらゆるものがあるので、生活に不自由することはない。

 

ちなみにこれは、塔の真下の「モスクワ大学のヘソ」。28階から31階まで階段で上ると、最上階はホールになっている。

 

他方、本館の地下は巨大な秘密防空壕になっているといわれていて、実際、あちこちにカモフラージュされた通風口が口を開けている。

 

「アクトヴィ・ザール」:本館を建設するときに完成まで7年かかったが、1階を完成するのに6年かかり、残りは突貫工事で1年で仕上げた、という伝説があるくらい、1・2階の部分は格調高い。

 

歴史学部や文学部など、人文・社会学系の授業はこちらの「ピェールヴィ・コルプス」で行われる。

 

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