2007年「ビザ無し交流」色丹島訪問(その2)

いよいよ明日は色丹島に上陸、という興奮でなかなか寝付けなかった。

アナマ湾の夜明け。

 

朝。根室から曳航してきたハシケに乗り換えて、いよいよ上陸。手つかずの自然が美しいが、港には廃船が放置されている。インフラが未整備で、まだそこまで手が回らないのか。

 

港近くの文化会館で受け入れのロシア側に表敬集会。町の作りはごくありふれたロシアの田舎町。

 

「団長挨拶」。公式の席上でヘタなことは言えないのだ。第一、ロシア人の前で日本語で演説するのははじめての経験だ。緊張して台本を朗読する。

 

学校見学。1994年の北海道東方地震で古い校舎が破壊されてしまったので去年、ロシア政府による千島開発プロジェクトの一環として立て直されたとのこと。

 

学校の食堂。家庭科室やパソコン実習室など、充実した設備。

 

学校の教室で「ロシア文化講座」。ロシアの民族衣装はともかく、色丹島でパレフ塗り、さすがに違和感を受ける。

 

アナマ村の雑貨店。店の作りといい、売っている商品といい、ごく普通のロシアの村のよろずやさん。

アナマ村の商店街。右側がお店。左の青い建物が文化会館。土日の夜はディスコになるらしい。奥の建物群が港。

 

暮色の迫るアナマの港。今晩はもと来た船に戻ってアナマ湾で一泊。

 

つづく