グロムイコА. А. Громыко(1909-1989)

ソ連外交といえばこの人、「ミスター・ニェット」をおいて語れない。なんと言っても、戦後間もない1957年からゴルバチョフのペレストロイカが始まる1985年まで、実に27年間に渡ってソ連の外務大臣だった。正にソ連外交の権化である。

北海道とは日ソ漁業交渉などで少なからぬ縁がある。ペレストロイカという新しい流れの中で外務大臣の座をシュワルナゼに譲った後に著した『グロムイコ回想録』はソ連外交を知るための必読書。

墓所はモスクワのノヴォデーヴィッチ修道院。

 

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