ヴェルナツキーВ. И. Вернадский(1863-1945)
地球物理学の祖だとか立憲民主党中央委員、というよりはモスクワの「ヴェルナツキー通り」でその名を知る人が多いかもしれない。もともとはペテルブルクの鉱物学の専門家だったが、1905年革命の時は自由主義者として立憲民主党に参加。1917年の動乱期は臨時政府の側で文部行政に関与したため、社会主義政権の側からは「自由主義者」のレッテルを貼られてソ連時代は冷遇された。 ペレストロイカの過程でその業績と人生が再評価されて今に至る。 墓所はモスクワのノヴォデーヴィッチ修道院。墓標にプラスチックのカバーが掛けられているが、あるいはこれは受験のお守りとして削られるのを防ぐためか?詳しいことは不明。 |