サンクト・ペテルブルク(その2)

 Санкт-Петербург

ネヴァ川の川岸に立つエルミタージュ美術館。250万点以上のコレクションを誇る世界有数の美術館だ。帝政時代は皇帝の冬の宮殿だった。美術品だけでなく、第二次世界大戦後ソ連政府が面子をかけて修復した建物自体も一見の価値がある。

 

エルミタージュ美術館には外国の美術品が収納されているのに対して、ロシアの美術品はこちらのロシア美術館で見ることができる。

 

エルミタージュが冬の宮殿だったのに対して、皇帝が夏の間過ごした夏宮殿のひとつがツァールスコエ・セローにあるエカテリーナ宮殿。

 

今から200年以上前に大黒屋光太夫がエカテリーナ二世に謁見したのもこの宮殿。

 

こちらはバルト海を望む海岸の高台に造営されたペトロゴフの夏宮殿。総面積1000ヘクタールの広大な敷地。このようにペテルブルク近郊にはいくつかの夏宮殿がある。

 

ペトロゴフは噴水が有名。当然のことながら、冬は見られない。

 

噴水のある下庭園がイタリア式の造園なのに比べ、高台の上庭園は純フランス式。

 

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