サラトフ

 Саратов

ヴォルガ河流域の中心地サラトフ。

 

18世紀のエカテリーナ二世の時代からドイツ人の入植が行われたせいで、今もドイツとの関係が深い。河の対岸はエンゲルス市。

 

昔のサラトフ。今は城壁もクレムリンもない。

 

軍事工場があったため、1992年までは外国人の立ち入りが許されない閉鎖都市だった。

 

ソ連陸軍が誇る「カチューシャ」。このほか、毒ガス工場もあったらしい。

 

数多くの高等教育機関があり、全国から若者が集まってくるため、町は活気がある。通りも洒落ている。

 

モスクワのような大都会と比較すると、ほっとする落ち着きがある。

 

ソ連時代は「革命的民主主義者」チェルヌィシェフスキーの出身地としても名を馳せた。

 

チェルヌィシェフスキーは「雑階級インテリゲンツィア」ということになっているが、実はかなり裕福だったらしい。これが彼の屋敷。

 

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