いつもながら、にぎやかなプログラムになった。全国、ゼンコクの魅力は、たまらなく大きい。とてつもなく大きな目標だ。出場を決心するまでが長い道のりだし、決心したあとも平坦な道程とはいえまい。とにも、かくも彼らは、決めた。
貝沼名誉教授。審査の目は恩師の名に恥じない。
そこには、モスクワのお客さまも臨席していた。出場者に耳を傾け、質問を向けた。そして最後に「札幌のことはずっと忘れられないだろう」とことばを残してくれた。
初舞台を踏んだ新入生のメンバー。この中から、来年は自分のテキストを携えて、再び演壇にのぼるヒトがいる。必ずいる。それがロシア語の魅力だ。