全国大会予選 '98

 

 いつもながら、にぎやかなプログラムになった。全国ゼンコクの魅力は、たまらなく大きい。とてつもなく大きな目標だ。出場を決心するまでが長い道のりだし、決心したあとも平坦な道程とはいえまい。とにも、かくも彼らは、決めた。

 

 

 貝沼名誉教授。審査の目は恩師の名に恥じない。

 


 そこには、モスクワのお客さまも臨席していた。出場者に耳を傾け、質問を向けた。そして最後に「札幌のことはずっと忘れられないだろう」とことばを残してくれた。


表彰式のあとは、いつもながら、楽しい交歓会だ。

 初舞台を踏んだ新入生のメンバー。この中から、来年は自分のテキストを携えて、再び演壇にのぼるヒトがいる。必ずいる。それがロシア語の魅力だ。

 

 

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