§029 名詞の対格(単数)


1.対格は、「〜を」の意味をもつ格である。対格は、他動詞の直接補語や対格をとる前置詞と結びつく。

2.変化は次表の通りである。

[表20の1]

硬子音字

男性

主 格

стол
музей
словарь
対 格
стол
музей
словарь

注)すべての男性名詞が対格=主格ではない。男性名詞には活動体(人と動物を表す)と不活動体(それ以外の名詞)があり、対格=主格は不活動体のみである。[§046]

[表20の2]

女性

主 格

комната
песня
площадь
対 格
комнату
песню
площадь

注)対格でアクセントが前方に移動する女性名詞がある。
рука -- руку 手
нога -- гогу 足
голова -- голову 頭
гора -- гору 山

[表20の3]

-мя

中性

主 格

место
море
имя
対 格
место
море
имя


Я читаю документ. 私は書類を読んでいる。
Татьяна пишет письмо. タチアーナは手紙を書いている。