2000年度 ロシア語(文法編)の小テスト          #3(第3課)

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かっこ内に名詞の性・数に相当する代名詞を答えなさい。(例) папа=он
また単語の意味も書きなさい。

1. площадь = (     )



−ьに終わるのは1)男性、2)女性名詞がある。
見た目で判別する決定的な方法はない。辞書で確認するのが早道。

2. Кремль = (     )



大文字で始めるから「モスクワのクレムリン」を指す。
普通名詞では「城塞、お城」という意味。

3. тетрадь = (     )


4. словарь = (     )


5. дверь = (     )


6. дядя = (     )



−яで終わっているが、男性名詞である。
「叔父」「伯父」どう書いても、これは男性である。

7. Петя = (     )



これもПётр(英語ではPeter)がオリジナル。
派生形の語尾が何であれ、男性はやはり男性。
文字で判別する「文法性」に対して、こういうのを「自然性」という。

 

次の名詞の単数形を答えなさい。また単語の意味も書きなさい。

8. (     ) > газеты



−ыで終わる複数形は、1)男性名詞と、2)女性名詞である。
元がどっちかという疑問には答えがたい。記憶力に頼った方がいい。

 

9. (     ) > улицы


10. (     ) > музеи



軟変化の場合には−ыではなく、−иと綴る。
硬変化と軟変化は対応早見表は以下の通りである。

硬変化

а

ы

у

о

軟変化

я

и

ю

е

11. (     ) > песни



硬軟の対応表によれば、песняは「変化」の系列に入る。
それを右にたどっていくと、複数形はпесн
иにたどり着く。

12. (     ) > мальчики



単数形はмальчик。ロシア語では−ыを綴ることができない条件が他にもある。
7種類の子音、つまりг,к,х,ж,ч,ш,щの後では必ず−иになる。
これを「正書法の規則」と呼ぶ。

13. (     ) > книги



これも正書法の規則。книгы → книги

14. (     ) > занятия



中性名詞の複数形は、−аが基本的な語尾である。
軟変化の場合には、−яになる。

15. (     ) > собрния


 

単数形と複数形でアクセントのある文字をカギカッコ[ ]で囲みなさい。
(例) жулн[а]л > жулн[а]лы
(ヒント)解答作成にあたってはカット&ペーストを活用すると便利である。

16. письмо > письма



[アクセント移動の傾向]
アクセントが最終音節にある男性・女性名詞
男性名詞 → 語尾に下がっていく。ст
ол−столы
女性名詞 → 語幹に上がっていく。рук
а−руки

中性名詞 → 16,17,18番の単語のように反対の極に移動する。
письм
о−письма, место−места

17. место > места


18. море > моря


19. имя > имена



−мяに終わる中性名詞は全部で10個しかない。
複数形の語尾は、−мен
аであり、語尾にアクセントがある。
−ен−という綴りが増えることも、アクセントの移動があることも異例づくめ。

20. время > времена


質問などがありましたら、お書きください。

第3課分はここまで