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エゴーリエフスク、グジェリ、パブロフスキー・パサド見学



3月3日(水曜)曇り、-3度

07時50分 全員集合完了。気合いがある。よろしい。しかしガイドが来ない。間が抜ける。
08時10分 出発。ガイドはAndrej Vasilievich、運転手は Sasha。

1.エゴーリエフスクは、古いロシアの町(人口7万人、毛織物工業)
2.途中でグジェリに立ち寄る。農地に適さない森林地帯。粘土を活用した住民の知恵。
陶器はタガンスカヤ駅周辺に出荷される。どこかユーモラスな表情が特徴。
3.パブロフスキー・パサドにいく。プラトーク産地で有名。
4.昼食はエゴリフスクの博物館付属レストラン。@140R。
食べきれないほどの料理が出た。雰囲気も申し分ない。
5.モスクワ東一帯は、なだらかな起伏をもつ森林と河川湖沼地帯。
旧教徒が迫害の難を逃れ住み、エカテリーナ2世の許しを得た場所。
森の中に墓地が点在する。屋根のついた墓石が特徴。

10時32分 アントノヴォ村を通過。ロシアの森。
10時59分 白鳥、ガンの飛来地を通過。
11時07分 エゴリフスク市に入る。モスクワから101キロ。分離教徒、生活にもまれた商人の町。
11時21分 郷土博物館。男性ガイド。環境を無視した大声。一部屋ずつ通訳。
12時05分 歴史・芸術博物館。町の功労者が創立。陶器、絵画、彫金、イコンなど雑多にある。
12時55分 館内レストランで昼食。りっぱな装飾、食器。盛りだくさんの食事。給仕のよさ。満点。




14時18分 パブロフスキ・パサド市に入る。
16時12分 歴史・芸術博物館を見学。目鼻立ちの整った、40歳ほどの修士号取得女性ガイド。

1.犬が吠えて歓迎。館長が押さえる。雪だるまの壁画が印象的。館内撮影は30R?ええ。
2.クロークはセルフサービス。書籍やパンフ販売には熱が入らない。どこか長閑だ。
3.町の風景、家屋の構造、生活の展示物はノーマル。2階にソビエト時代の展示品がある。
1)レーニンの銅像、ソビエト通り、レニン広場が現存する土地柄。
2)戦争では郷土出身の兵士や志願の犠牲者を出し、英霊に弔いの念を抱いている。
銃後の守りについた女性英雄の表彰も忘れていない。どこの田舎にも共通する。ここはロシアの懐である。

17時00分 ダニロフ教会。開門してもらう。女性老案内人と若い信徒。

1.ジダノフ先生が私たちの人数分まで教会にろうそくを寄進。
2.ソビエト76年間、オウム真理教などの外来宗教に揺れた時期を経て、ロシアは再び正教会に戻っている。
心の拠り所が散逸せず、本来の場所に落ち着きつつあることに、他人事ながら、安堵を感じる。

17時42分 見学終了。サウナから池に出てきた男性2人を目撃する。

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