5月26日、土曜日、午後1時30分。札幌大学3号館大教室。恒例のロシア語コンテストの始まりである。三上健一(2年)実行委員長のあいさつ、管野直幸(2年)の司会で大会が進められた。大会は2つの部門に分かれている。
『ロシア詩の暗唱部門』。これは先月に入学したばかりのロシア語学科生22人が猛練習の成果を披露する。いわば登竜門にあたる。
『スピーチ部門』。これは全国大会の出場権をかけたバトルであり、ロシア語の熟練コースになる。誰もが好きなコースを選んでもよろしい。とはいえ、胸に手を当てて考えずとも、答えは自ずと明か。とてもシビアだ。
演壇に立つ。みんなが見ている。緊張するのは言うまでもない。
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