<!--This file created 98.10.22 8:28 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>haru20japanese</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=3 RIGHT=533></HEAD><BODY background="../picture/wallpaper/cd-rom/grain/w.grain.02.JPG"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000"><A NAME="アンカー"></A></FONT><FONT SIZE="+2"FACE="平成明朝"COLOR="#AF0000">さようなら　エレーナ・レオーノヴナ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONTFACE="平成明朝">１年　佐藤　剛・野寄　晴義</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　今、私たちはフョードロワ先生の研究室にいます。先生は札幌大学で2年間ロシア語の教師として働き、今年の3月にロシアへ帰ります。私たちは、日本での生活や仕事についていくつか質問をしてみようと思います。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　フョードロワ先生！もうすぐロシアに帰りますよね。日本の印象について、いくつか質問したいのですが・・・</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　はい、もうすぐ帰ります。ロシアに帰ることは嬉しくもありますが、もちろん悲しくもあります。嬉しい理由は、家に帰って家族に会えるからです。私が家族や親類を必要としていたように、彼らも私を必要としていたのです。しかし、札幌に2年もいましたし、ここでの仕事や生活にもすでに慣れてきていたので、悲しい気持ちもあります。でもそれ以上に悲しいのは、自分の生徒たち、特に、親しかった生徒たちとの心温まる関係が思い出された時だと思います。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　先生にとって、日本での生活や仕事で特に苦しかったのは何ですか？</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　多分、一番苦しかったのは、家族と離れて一人で日本に来たことだと思います。２年もの間、家族や親類と別れるのは、私にとって本当に辛いことでした。それともう１つ、私が日本語を全く知らないと言うことで、生活をするのに大変苦労しました。しかし、大学の仕事に関して言えば、生徒たちと会話する時もロシア語だけで話さなければならなかったことは、良いことでした。もし、私が日本語を話せたとしても、例外的な場面を除いては、日本語を使わなかったでしょう。これは私の観点から見た、私の基本的な教授法なのです。では、仕事において何が一番難しかったかについてですね。特に難しかったことはありません。というのも私には、３０年以上外国人の生徒たちを教えてきたという、豊富な経験があったからです。それに加えて、私は札幌に来る前に大阪外語大学で２年間働いていました。これも、私が早く札幌の仕事に慣れる助けになったのです。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　では、北海道からどのような印象を受けましたか？本州で働いていたこともある先生ですから、本州と北海道を比較することもできますよね。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　そうですね。自分で何度か比較してみたことはあります。この質問に一言で答えるとすれば、北海道では日本らしい生活というのが、はっきりと表れていないような気がしました。それに、北海道の自然や気候は本州と全然違います。私は特に、ここの冬が気に入りました。北海道の冬の思い出は、記憶に残るすばらしい雪物語のようです。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　私たちの知る限りでは、先生の札幌での生活の大部分は、大学であったように思えるのですが、先生の大学での仕事で一番楽しかったことは何ですか？</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　その質問には、迷いなく答えられます。それは、生徒たちとのつき合いです。毎日、彼らの進歩を見守ることでした。最初の頃を思い出してみてください。最初の頃の授業では、簡単な文章もジェスチャーで説明していました。それで、今は？今ではほとんどのテーマについて、全く自由に話すことができます。私は教師として、このことを大変喜んでいます。</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　すみません。前の質問に関することをもう一つ聞いて良いですか？</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　-　ええ、どうぞ。</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　日本の生徒についての意見を聞かせてもらいたいのですが。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　私の考えでは、これという意見はないです。それは、学生によって大きく異なるからです。その学生が、なぜ大学に入ることにしたか、なぜロシア語を勉強することにしたかを自分でちゃんと理解しているかどうかにかかっています。生徒たちがよく考えた上で自分の選択を行い、しっかり目標を持てば、ロシア人の言う「山をも倒すことのできる」生徒でしょう。私が思うに、日本の生徒たちの方が外国の生徒たちよりも勤勉で、努力を惜しまないと言う点が大きな違いです。日本の生徒たちは勉学の成功だけでなく、社会生活においても成功するでしょう。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　では最後の質問ですが、日本の大学制度についてどう思われますか？</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　-　私は日本の制度をよく知らないので、この質問に答えるのは難しいと思います。私の仕事に直接関係があったことしかわかりません。どんな国でも、大学の教育システムというのは、長期にわたって築き上げられます。システムの是非は、時間がたてば自然にわかってくるものです。多分、日本もそうだと思います。現在の変化に応じて、今必要なことを早く知るという事は、大事なことです。私の考えでは、教育システムというのは常に保守的でなくても良いと思います。これは、抽象的で漠然とした私の意見です。日本のシステムの現状について言えば、日本の教育の専門家たちは権威があると世界で認められているので、問題ないと思います。</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONT FACE="平成明朝">　</FONT></P><P><FONTFACE="平成明朝">　フョードロワ先生はいつも私たちを助け、心にかけてくださいました。このことに心から感謝を述べたいと思います。ロシアで先生に再会できる日が来ることを楽しみにしています。</FONT></P><P><CENTER><FONT FACE="平成明朝"><HR SIZE="5"></FONT><B><FONT SIZE="+1"FACE="平成明朝"><A HREF="../20russian/noyori20.pdf">Russian</A></FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../20english/no.20menu.html"><IMGSRC="../picture/botton/cd-rom/b.topics.01.GIF" WIDTH=127 HEIGHT=28X-SAS-UseImageWidth X-SAS-UseImageHeight ALIGN=bottom></A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html"><IMGSRC="../picture/botton/cd-rom/b.index.01.GIF" WIDTH=127 HEIGHT=28X-SAS-UseImageWidth X-SAS-UseImageHeight ALIGN=bottom></A></CENTER></P></BODY></HTML>