<!--This file created 99.8.8 13:38 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>soeno-j-24</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#EBEBEB"><P><FONT SIZE="+2" COLOR="#0000AF">学長インタビュー</FONT></P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">大学を劇場という空間に</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>4年　添野佐都子</P><P>　今年4月1日、札幌大学長に山口昌男教授が就任した。彼はとても有名な学者で、日本の大学だけでなく世界中で講義を行っている。山口教授は多くの学術論文を書いていて、周縁が中心を活性化するという「中心と周縁」理論を仕上げている。新学長は知識欲が旺盛で斬新なアイデアを多く持っている。大学では、彼が大学生活に新風を吹き込むことを期待している。私たちは彼の持つ計画や、札大の今後の発展について学長にインタビューを行った。</P><P>　彼は2年前文化学部長として、静岡県立大学より札幌大学に招かれた。そして現在、いくつかの講義を受け持っている。彼の、札大や講義、日常生活の印象についてうかがった。学長はこう語った。「特に札大が誇れるのは学生が授業中静かだということ。でも、多くの学生がアルバイトをしていて授業中が睡眠時間と考えているのは問題だ。良いところは、札幌大学には留学生が多くて、バラエティに富んでいるということ。これは非常にいいね。」</P><P>　学長は意外性も多く持ち合わせている。例えば、彼は時々学生の中に入ろうと、学食で昼食をとる。だが、隣に座る学長に気付かない学生すらいる。各メディアの報道にもかかわらず、多くの学生は学長が代わったことすら知らないのだ。これが事実なのである。だが学長は気を悪くすることもない。彼はこれを、大学側の重要な問題の一つだとみている。問題は大学内外の分離状態なのだ。大学はどんなことがあっても周辺地域から孤立してはならないのである。そして西岡住民や札幌市民と、しっかりと揺るぎない関係を確立しなければならない。そのために例えば、図書館に市民を招いたり、土曜日や日曜日には大学でくつろげるように解放したりする。今、実のところ、札大生のなかには他人に礼儀正しく振る舞うことができない人が多い。「時々学生たちは敬意を持って他人と係わることができていない、それは自分の見ている範囲が非常に狭いからだ。低レベルのマナーはコミュニケーション能力を著しく下げてしまう」と学長は語った。確かに今、札幌大学は地域住民との係わりが少ない。私たちはもっと様々な人と付き合い、コミュニケーションの方法を身につけるべきであろう。</P><P>　学長は「大学を劇場という空間にしたい」と語っている。白い壁に壁画を描く。中央棟前で、ロビーで、演劇をする、バンドのライブをする。そのことは学生たちがいまよりも楽しく意欲的に、いち早く個性に磨きをかける助けになる。大学はレジャーランドなのである。「私は軽いのりでやっていきたい。これは学生の心を変えるきっかけになるんじゃないかと思っている。それには学生の協力が必要だから、どんどんのってきてほしい」と学長は語る。そんなプランをすでに実行したものの一つに山口文庫がある。そこには学長の蔵書約４万冊があり、自由に見られることになっている。</P><P>　札幌大学は決して社会に名の知られた大学ではない。それがなぜマスコミにとりあげられるのか。その理由は学長ご自身にある。彼はインタビューの中で「学生ともっと話をしたい」と何度もおっしゃった。彼は学生の視線で大学を見ていける人なのだと私達は感じた。</P><P>　さらに学長は新しい計画を持っていて、「学長室を画廊にしたい」と語る。この計画が実現した時にはぜひ絵を見に、足を運んでほしい。そして学長に自由に話しかけてほしい。</P><P>　学長のプランにのるか、のらないか。大学が本当に良くなるか、ならないか。それは私たち学生次第なのである。</P><P><CENTER><HR></CENTER></P></BODY></HTML>