<!--This file created 99.12.24 20:10 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>agatsu25-j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=45 BOTTOM=760 LEFT=8 RIGHT=538></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFF3BA"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#0000AF"><A NAME="アンカー"></A>学校英語は役に立たないのか</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>3年　木村吾勝</P><P>　「『学校英語』は読み書きばかりで、会話がなく、実際には役に立たない。」そんな声に押されたのか、文部省はカリキュラムを変更し、リスニングが取り入れられ、口語表現を扱うようになった。より日常生活で使う英語を教えようという意図がみえる。それは英会話が苦手と言われている日本人には非常に喜ばしいことである。</P><P>　しかし、はたしてこの新カリキュラムはうまく機能するのだろうか。学校英語が読み書きに重点を置いているのは確かだが、それは学校英語が役に立たないということを必ずしも意味しない。学校英語しか知らなくても、ネイティヴスピーカーと話をすることもできるし、英語の本だって読める。中には留学経験者よりも上手にコミュニケーションを取れる人もいる。要は英語を真剣に勉強したかどうかが重要である。学校英語は役に立たないという人の中で、真面目に英語を勉強したと言える人はいったいどのくらいいるのだろうか。そもそも、外国語を簡単に、早く習得する方法はない。</P><P>　公立中学校の英語の週3時間に1時間は「ジェットプログラム」というネイティヴスピーカーと楽しく話をする時間である。話をするのに慣れはするかもしれないが、挨拶やおしゃべりくらいは誰にでもできる。会話会話というが、会話をするときでも、読み書きが基本になるということは明らかだ。会話とは頭の中での英作文でもある。予備校の中堅クラスの生徒（全高校生の上から４分の1くらい）でも「彼は何を食べましたか」という簡単英作文がでないという（中村忠一、危ない大学2000年度版、三五館）。このような状態で、読み書きよりも、聞く話すを重視してよいものだろうか。</P><P>　日本の貿易を支える英語の使い手達のほとんどは、学校英語を勉強した人である。彼らは学校英語を基礎として、努力を積み重ねて、英語を使えるようになったのである。彼らは読み書き重視の学校英語から生まれた、プロフェッショナルである。</P><P>　さらに現在、インターネットの普及により、（英語の）ホームページを読む能力、電子メールの利用に必要不可欠な書く能力が今まで以上に必要とされている。実際に英語を母国語とする人と話す機会よりもメールを使う機会のほうが圧倒的に多いであろう。そんな中、読み書きに費やす時間を減らすのは愚かなことだ。</P><P>　そもそも「読み書き」ばかりと言われる日本人の英語の力は、その「読み書き」でもたいしたことはないのをご存じだろうか。TOEFLの文法問題や文章表現、読解問題、TWEでも日本人が抜き出ているということはない。日本人が劣っているのはリスニングではなく、英語力そのものなのだ。</P><P>　もちろん読み書きだけをやればよいわけではない。国際社会でリーダーシップをとるためには、英語を聞く話す力がなければならないのは当たり前だ。スポーツの世界でも、政治の世界でも日本がリーダーシップを取れない理由の一つとして英語の聞く話す力がないことが挙げられる。</P><P>　読む、書く、聞く、話すの4技能はそれぞれ互いに影響し合うものである。肝心なのはそれぞれの技能に適したバランスのとれたカリキュラムと、絶対必要な本人の努力である。これからは、今以上に国際というものに注意を払わなければならないであろう。自分達の主張を表すためにも英語（もしくは他の外国語）をもっと積極的に受け入れるべきである。中学校3年間の英語の教科書を勉強すれば、十分会話ができるレベルに達するという事実を無視してはならない。</P><P><CENTER><HR><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/agatsu25-e.html">English</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/25topics.html#アンカー">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONT SIZE="+2"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></CENTER></P></BODY></HTML>