<!--This file created 99.12.24 20:13 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>daigo25-j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FCFFDE"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#0000AF"><A NAME="アンカー"></A>音楽の精神への影響</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>1年　澤野大吾</P><P>　1999年アメリカで少年二人が校内で銃を乱射した。十数名が重軽傷を負い、数名が死亡した。報道によるとこの犯行に及んだ二人の生徒はＴＣＭ（トレンチコートマフィア）というグループに属していたという。このグループは周りの生徒から恐れられていたどころか、馬鹿にされていたようである。</P><P>　この事件で一躍有名になった人物がいる。彼の名はマリリン・マンソンである。何故彼がこの事件により有名になったのか。理由の一つとしてＴＣＭがマリリン・マンソンやKMFDMといった音楽を愛聴していたことが挙げられる。彼らはまた戦争や殺人に関するテレビゲームあるいは映画を好んでいた。</P><P>　マリリン・マンソンはこの事件の被害者の家族によって訴えられている。訴訟理由は彼の書く歌詞がキリストを批判したり、殺人や暴力といった表現を含んでいるからである。これは芸術に対する考えの違いだけであるという見方もある。しかし、この話はこれだけでは終わらない。マリリン・マンソンやＴＣＭのように死や破壊の中に美を求める人も少なからずいるということは否定できない。確かに彼の歌詞は過激さを含んでいる。それゆえ、多くの人が異常だと考え、その結果アメリカではマリリン・マンソンのようなアーティストのＣＤを18歳未満の少年少女に販売するべきではないという意見がある。</P><P>　今回の惨劇には社会における、いじめ、銃、教育問題、思想の違いといった非常に複雑な問題が存在することは間違いないだろう。マリリン・マンソンのような音楽はこれらの問題の一部にすぎない。音楽やテレビゲームに関して最も深刻な問題が、一日中テレビゲームをしたり、音楽を聴いたり、映画を鑑賞する人達にみられる。彼らは他人と接触を図ろうとしないのである。最近は友達と遊ばずに一日中ゲームをして過ごす少年少女が増えている。どんな音楽を聴くか、どんなゲームをするのかが問題ではない。音楽やゲーム、映画を楽しむことによって、自分の殻に閉じこもってしまうことがこの問題の核心である。</P><P>この問題が十分に議論され、裁判が始まり、判決が下されるのには長い時間がかかるであろう。しかしながら、時間が経つにつれ、我々は本当にこの種の音楽が人の心に悪いのか否か、それとも音楽が数ある社会問題のほんの一部分なのかを議論を通してはっきりと解るだろう。　</P><P><CENTER><HR><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/daigo25-e.html">English</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/25topics.html#アンカー2410">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONT SIZE="+2"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></CENTER></P></BODY></HTML>