<!--This file created 99.12.24 20:14 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>hori25-j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#F0FFD4"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#0000AF"><A NAME="アンカー"></A>防衛<BR>b緊急避妊用ピルとは何か？b</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">３年　堀　真弓</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　欧米に遅れること３０年、日本でもようやく低用量ピルが認可された。ところが低用量の他にもピルはある。日本でピルといえば排卵を抑制する避妊薬として通っているが、実は緊急避妊薬として性交の後に服用し、妊娠を防ぐ薬もある。それは中用量ピルである。これは月経困難症の治療用に認可され、経口避妊薬としても使われてきた。</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　中用量ピルは効果も高いし、費用も安い。海外の論文には緊急避妊薬を「妊娠の秘密兵器」と書いてあるものもある。しかし日本ではまだまだ認知されていない。数は少ないものの、緊急避妊薬を処方してくれる医師はいるが、ほとんどの医師は、を認可し、常出している薬が緊急避妊に使えることさえ知らないと言われている。</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　緊急避妊薬は、「モーニング・アフター・ピル」とも呼ばれ、欧米では避妊に失敗した女性やレイプ被害者のための有力な避妊法として広く使われている。国連も、コソボで兵士たちにレイプされた女性のために緊急避妊薬を配布した。しかし避妊率は通常のピルよりも低い。緊急避妊の場合には排卵の直前だったり、すでに排卵が起きてしまっていることもあるからだ。これまでの研究では、緊急避妊薬は妊娠の可能性を少なくとも７５％減らすとされている。妊娠率の最も高い排卵期に服用すると３０％のリスクが８％になる。</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　アメリカでは昨年９月に、初めて緊急避妊に特化したピル、「プリベン」の製造販売を認可し、一気に広まった。ネット上の個人輸入サイトには、バイアグラと並んでこのプリベンの文字が氾濫している。</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　性交１回あたりを考えた場合、緊急避妊薬はかなり失敗率の高い避妊法である。それにしてもこの方法は、望まない妊娠を避け、中絶を減らすのに「いますぐできる」避妊法である。それなのにほとんど知られていないのはおかしい。少なくとも警察や保健所にはレイプ被害者のために常備すべきである。厚生省も性感染症予防のためにコンドームを奨励するのは結構だが、望まない妊娠を避けることがいかに大切かをもっと強調してもらいたい。しかし、厚生省薬品安全局の返事は「今のところ検討するつもりはありません」とそっけない。</FONT></P><P><FONTSIZE="+1">　自衛のためには普段から緊急避妊薬を出してくれる信頼できる産婦人科を探しておき、いざという時に備えるのが最良の策である。</FONT></P><P><CENTER><FONT SIZE="+1"><HR></FONT><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/25topics.html#アンカー5676">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONT SIZE="+2"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></CENTER></P></BODY></HTML>