<!--This file created 99.12.24 20:16 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>ken25-j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#F7FFC5"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#0000AF"><A NAME="アンカー"></A>留学の実際と意識調査</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>3年　那須川健</P><P>　</P><P>　学問を志す学生、とりわけ語学を専攻する学生にとって留学はある種の憧れであり、今日に於いてはもはや必須課題と成りつつあると言えよう。しかし、実際に一念発起して海を渡る者は未だにごく一部に留まっている。そこで今回、そのような今一歩の所で踏みとどまっている方に対しての啓蒙と簡単な予備知識の提供を目的として、日本人留学経験者と、現在札幌大学に留学中のネイティブの学生たちを対象に、留学に関するアンケートを実施したところ、日本人6名、ネイティブ9名から有効な回答が得られた。しかし、今回アンケートの回答者数が絶対的に不足したことは否めず、決して信頼性のある考察ができたとは言い難い。その中に於いても、幾分参考に成りそうな結果が得られた部分について、紹介してみたいと思う。</P><P>　@の日本人回答者の留学先の内訳はアメリカのネブラスカ大学カーニィー校2名、インディアナ州マリアン大学1名、カナダのセントメアリー大学3名となっている。Bの留学先で履修した科目は、文学、史学、心理学、芸術全般（ピアノ、写真、絵画など多岐に渡る！）が主だが、同時に理系の教科（代数、天文学、コンピュータ）も選択した人が多かった。Cでは、セメスター制度を採用しているため、週に4科目（同じ科目が週2〜3回あるので、実際は週8〜12コマ程度になるが）のカリキュラムを組む人が多かった。Fでは『語学力の向上』という回答が6人中5人で、やはり語学目的の留学が主となっている。そんな彼等の平日の平均家庭学習時間（D）は7時間強、この数字を多いとみるか少なく見るかはあなた次第だ。また、Eの費用に関して興味深い結果が得られた。やはり提携校のスカラシップを利用した人は低額に抑えられるようだ（130万円〜150万円）。一方で私立の大学（例えばマリアン大）では、200万円を超えてしまう。留学前の綿密な計画や情報収集、現地での生活の仕方によっては、大分低く抑えられるようだ。経済的な理由から、留学を始めから断念している人も、実際に調べてみると、何とかなるかも知れない。</P><P>　次に、日本と海外の留学生のアンケート資料を比較してみよう。最も両極的な回答が得られたのはGで、日本人留学生から見た海外の学生は『勤勉で遊びと勉強のメリハリがハッキリしている』が、逆に日本に留学している海外の学生から見ると、日本人学生は『怠惰で子供じみている』という酷評を受ける。また、Hに関しても、決定的に違いがあるようで、日本人回答者のほぼ全員が海外の授業の『密度の濃さ』を強調した。学生と教授がインタラクティブに授業を構築している、という主旨の解答が実に多かった。</P><P>　国や文化に関係なく、類似した回答もあった。I、Jに関して、勉強や言語の壁は、みんなが『苦しかった』と感じたし、人々との交流や、余暇を使っての旅行はみんなが『楽しかった』こととして挙げている。これが留学の本質ではないだろうか。苦労してこその語学修得であり、その中にあっての楽しい経験が、個人の価値観に大きな影響を与えるのではないだろうか。ただ苦しいだけとか、ただ楽しいだけの留学では、留学の半面しか体験していないと言えるのではないか。Kに関しても、『自国のことをもっと知る』や、『言語に磨きをかけて行く』という内容が一般的に見受けられた。</P><P>　今回のアンケートでは、上のように、相違点と類似点が明確な部分を取り上げて載せたが、全体の回答者を通して、どこか現実に対して厳しい目を持った人が多かったように思える。また、文面から『気の強い人だな』という感じを受けたものもある。しかし、案外これが実際に留学する人と留学希望で終わる人との差なのかも知れない。少なくとも、このアンケートを実施するにあたり、会った人の中には『怠惰で子供じみている』学生はいなかった。最近日本人のTOEFLの平均点の低さが良く取りざたされるが、彼らはその例には当てはまらないと言えよう。留学の前段階として、最初の入口はTOEFLだが、その時点での脱落者が多すぎる。まずはここから始めることが大切なのではないだろうか。さて、留学希望者は今後増えて行くであろうが、果たして実際に留学する人の数は増えるのだろうか。</P><P>質問項目</P><P>　</P><P>@留学先の国名、大学名と滞在期間</P><P>A滞在携帯</P><P>B留学先で履修した教科</P><P>C留学先での単位について</P><P>D留学先での平日の平均家庭学習時間</P><P>E費用の詳しい内訳</P><P>Fあなたの留学の目的は？</P><P>G留学先の学生の印象は？</P><P>H日本の大学と留学先の授業形態</P><P>I長期休業の過ごし方は？</P><P>J楽しかったこと、苦しかったこと</P><P>K今後再び留学するとしたら、どのような準備をして行きますか？</P><P>L当地の英語についてはどう感じましたか？</P><P>Mその他、留学に関すること、留学後の感想など</P><P>　これらの質問を日本、海外の留学経験者に記述式で回答してもらった。</P><P><CENTER><HR><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/ken25-e.html">English</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONTSIZE="+2"><A HREF="../25english/25topics.html#アンカー2676">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+2"><BR></FONT><FONT SIZE="+2"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>