<!--This file created 00.9.30 2:17 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>sugawara27j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=44 BOTTOM=615 LEFT=23 RIGHT=553></HEAD><BODY BGCOLOR="#C0F7C4"><P><CENTER><FONTCOLOR="#180D01">グリーンマイル　〜最後の通路〜</FONT></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONTCOLOR="#180D01">　　　　　　　　　1年　菅原健太</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　映画の冒頭の「死刑囚棟の別名は“ラストマイル”。コールドマウンテン刑務所Ｅ棟の床は褪せた緑色で、“グリーンマイル”と呼ばれていた」この最初のセリフで、グリーンマイルという映画の世界に引き込まれる。</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　このアメリカ映画は、フランク・ダラボン監督、トム・ハンクス主演のアメリカ映画である。撮影は、テネシー州の旧刑務所で撮影された。しかしそこは天井が低くて、狭い廊下の左右に独房が並んでいるだけだった。そのためこの映画に必要な歴史的で、神秘的なな感覚のセットをゼロから創り出した。特に聖堂のような長い窓を設置は、実に印象的だ。</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　トム・ハンクスが演じる主人公のポール・エッジコムが、大恐慌時代の1935年に、経験した不思議な体験を語っていく回想である。彼を中心とした看守チームは、常識と他人への思いやりを当たり前に持っている。彼らは制服を着ているが、決して権力的なものを乱用しないし、時には死刑囚たちを優しく励ます。このように死刑囚棟内では、死刑囚たちに間近に訪れる恐怖と看守たちの優しさで、感情の交錯があり、このような複雑さは観客に深い緊張と感動を与えるのだ。</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　そんな死刑囚棟に、ジョン・コーフィという殺人罪を犯した黒人死刑囚がやってくる。彼は身長2メートルを越す大男にもかかわらず、子供のように純粋だ。そして彼は、ポールの病気を手を触れるだけで治してしまう。その後も、刑務所長の妻は脳腫瘍を患っているわけだが、コーフィはそれも治してしまう。このような現象は、まことに奇跡としかい</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">いようがない。はたしてコーフィは、本当に殺人を犯したのであろうか。実は無実である。彼はポールの手を握りしめた。すると握り合ったコーフィの手から、ある映像がポールに向けて電流のように流れこんでくる。それはこの死刑囚棟にいて、刑務所内でも次々と凶暴な行為を犯した凶悪犯ウォートンの姿である。まさにウォートンが双子の少女を惨殺するまでの光景だった。そしてコーフィは、少女たちを救おうとして抱き抱えたが、すでに少女達は死んでいた。血まみれになった少女達をを抱き抱えて、涙を流すコーフィを見た少女達の両親は、即座に彼が犯人だと思いこんでしまった。彼はウォートンの犯した罪によって殺人犯となった。だが、彼は不思議な力を使い、看守にウォートンを殺させる。その場面は、彼のいわば復讐のようなものであるが、神が与える罰のような感覚も観客に与えるのだ。　　</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　しかし、ポールはコーフィを処刑しなければならない。法律には逆らうことはできないのだ。さらにコーフィ自身も死を選ぶ。「人々がお互いに傷つけあうのに疲れた。この世界から感じられ、聞こえてくる苦痛の叫びに疲れたんです」原作者スティーブン・キングは、当時の根強い黒人差別について我々に伝えたかったにちがいない。コーフィ自身が死を選んだのも、このような時代を生きるのに終止符を打ちたかったからだろう。コーフィの処刑がまさに始まろうとするとき、ポールはコーフィに握手を交わす。コーフィは彼が、不条理に直面している良心の痛みを慰めようとしたのだろう。コーフィは彼の手を握り返のだが、この場面は観客にも深い悲しみが伝わるのだ。</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">　はたして我々は、この映画からなにを学びとれるのか。人種差別は奴隷制の一種であることや、アメリカの法律のもと、現代の民主制で無実の人が苦しむこともある。だが結局</FONT></P><P><FONTCOLOR="#180D01">のところ、我々にとってもっとも重要のことは、人種にかかわらず人々を思いやる心をもつことである。</FONT></P><P><CENTER><FONT COLOR="#180D01"><HR></FONT><FONTCOLOR="#180D01"><A HREF="../27english/sugawara27e.html">English</A></FONT></CENTER></P><P><CENTER><FONTCOLOR="#180D01"><A HREF="../27english/27topics">Topics</A></FONT></CENTER></P><P><CENTER><FONTCOLOR="#180D01"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></CENTER></P><P><CENTER><FONT COLOR="#180D01">　</FONT></CENTER></P></BODY></HTML>