<!--This file created 01.4.24 2:03 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>tanakar28j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#EF1F1D">忍耐と勤勉はすべてを制す</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１年　田中亜也子</P><P>２０００年１１月1９日(日）札幌市で「第３２回全道ロシア語弁論大会」が開かれた。</P><P>　Aクラス5人Bクラス２５人と二部門にわかれた計３０名が参加した。参加者の中には大学一年生から８０歳近くになる方までがいて、幅広い年齢層がロシア語に対して興味を持っているということがうかがえた。</P><P>　大会内容は、Ａクラスでは、スピーチ５０点、詩暗唱２５点、質疑応答２５点</P><P>の総合得点で、Ｂクラスはスピーチのみで、それぞれ勝敗が競われた。今年は、非常にレベルが高く大変流暢なロシア語が飛び交っていた。参加者のロシア語習得への大いな意欲が伝わってきた。また、スピーチ内容も個性豊かなものばかりで、中には巧みなパフォーマンスで会場が一体となる盛り上がりをみせるものもあった。</P><P>　Ａクラスで優勝した渡部さんは札幌大学４年生であり、ロシア人教授である</P><P>ヴラジーミル・ニカライヴィッチ氏が「彼のロシア語は、ロシア人のロシア語そのものだ」と話すほどにロシア人顔負けのロシア語を話す。</P><P>　彼は、大学３年の時に１年間のロシア留学を経験している。そこでは、語学力により一層磨きをかけたとともに、ロシアの土地柄や人柄、文学、博物館といった文化などロシアのすべてにおいて魅了されたという。就職先は、おもにロシアとの通関・船舶代行業をする小樽の郵船海陸運輸（株）に決まっており、これからもロシアに携わっていくが、将来はロシア本土で暮らすことが夢だそうだ。</P><P>　ロシアから帰ってきて一年近くたつ今でも、ロシア人と会話する機会を多く持つよう心掛けたり個人的にロシア人教授との勉強会を依頼するなど、自分なりの工夫からロシア在住時同様もしくはそれ以上にロシア語を日々向上させている。そして何より、しかるべきレベルに達しても、今の自分に満足することなく努力するその姿勢こそが、今の彼を築き上げている土台のように思われる。</P><P>　しかし彼は、「僕の心には、いつでも友達が支えてくれるという信頼感、安心感がある。自分ががんばれるのは友達と両親のおかげ」と謙虚に語る。</P><P>　彼は、札幌大学に入学してから毎日片道２時間近くかけて大学に通っている。毎日通学のために時間をさかれつらいのは確かだが、一人暮らしで大学の近くに住もうとしないのは、親の負担を少しでも軽減したいという思いからだ。そこからも、彼のすばらしい人間性が顔をのぞかせる。そのように自分に厳しい彼も、他人に対してはことやさしい笑顔をみせる。周りへの気配りというものを欠かさない。</P><P>　今回の弁論大会優勝は、彼のすばらしい語学力によってもたらされたというのはもちろんのことではあるが、もう一方で人並みならない人望の厚さがあったからにちがいない。</P><P>　彼のスピーチに観客皆が感銘を受け、「４年間の努力の成功」を感じさせた。４年間の努力によって、どんなにすばらしいものを得られるのかということを、そしてやればできるということを、ロシア語を習い始めこの難しい言語を本当に習得できるかと不安を抱えている私たちに、彼は身を持って教えてくれた。彼は、私たちの将来への希望の光となった。</P><P>　皆さんには、このようなすばらしい場面を見逃さぬよう、数々の大会への参加をおすすめしたい。</P><P><CENTER><FONT COLOR="#000000"><HR></FONT><FONTCOLOR="#000000"><A HREF="../28english/28topics">topics</A></FONT></CENTER></P><P><CENTER><FONTCOLOR="#000000"><A HREF="../index.html">index</A></FONT></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>