<!--This file created 02.7.25 1:28 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>akino33j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#AF0000">ワールドカップを観戦して</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>2年　秋野　波留夫</P><P>6月3日月曜日、札幌ドームでのサッカーワールドカップのイタリア対エクアドル戦が行われた。地下鉄の福住駅の改札の周りで、警備員と誘導員が観客のチケットをチェックして、その種類ごとにドームへの道を案内していた。駅に着いたのが試合の1時間前で、試合に間に合うかどうか不安だった。しかし、思ったよりも人の流れはスムーズで、普通の速さで歩いて15分ほどでドームに着いた。福住駅には30人ぐらい、途中には20〜30ｍ間で、ドームに着くまで、警備等の人が雨の中大きな声で、ドームへはどの方向に進めばよいかを的確に誘導していたので、それで人々が短時間で移動できたと思う。しかし道中はワールドカップのお祭りムードのように、賑わってはいなかった。私はそのことに関しては残念に思う。</P><P>ドームの中に入った瞬間まず目に飛び込んできたのが、エクアドルのサポーターのユニフォームや旗などの「黄色」の集団の色だった。イタリアのサポーターは集団でかたまっていたわけではなく、日本人がだいぶ混じっていて、鮮やかな「青」ではなかったが、広範囲にわたって点々と青のユニフォーム姿のサポーターが見えた。また、空席も目立っていて、試合の次の日に調べたら、8000席程空席があった。この試合を見に行きたくてもいけなかった人がたくさんいるのに、と考えると残念であった。警備の人はそんなに目立っていなかったが、ピッチの周りには、黄色の蛍光色のパーカーを着たガードが取り囲んでいて、ピッチの中に入ろうとする人もいなかったし、自分の席を立つサポーターも少なかった。</P><P>試合前にもかかわらず、エクアドルのサポーターは、歌を歌ったり、かけ声をあげたり盛り上がっていた。そして、スタメンの発表の後、選手が入場してきたときは、会場が一つになってスタンディングオーベージョンをして選手を迎え入れた。その後、国歌斉唱の後に、選手がピッチに散っていき、試合開始のホイッスルが鳴ったときも、スタンドのボルテージは高まって、まるで観客の声が地下から天井に向かって響いているようであった。</P><P>試合の流れは終始イタリアが堅いディフェンスと、個人技を多用してスタンドを沸かせた。そのディフェンスについて述べると、選手が横のラインを意識して、組織的にボールを持っているエクアドルの選手を取り囲んでいたのが印象的だった。対照的に、エクアドルの選手は縦の意識が強かったように見えて、組織的とは言えなかったように思えたが、イタリアの選手のオフサイドを誘発していた。試合は、2対0でイタリアが余裕を持って勝利した。</P><P>ピッチは、照明が強く、芝の状態も良く、選手はプレーしやすそうだった。私の席から見ていた限りでは、両チームの選手があまり水分補給は必要ないように見えた。気温も湿度も選手にとっては万全の状態であったし、観客側もちょうど過ごしやすかった。テレビで見る限りでは、どちらかというと、他の競技場よりもドームの方が暗く見えがちだが、照明もかなり明るく、見やすかった。</P><P>試合が終わった後、来たときと同じく整然と、何の混乱もなくシャトルバスで地下鉄の駅まで行くことができたが、途中タクシーの列がとても長く、おそらく2kmくらいあったのではないか？と思った。主催している日本側が、フーリガン対策ばかりに気を使い、四年に一度しかないサッカーの祭典を盛り上げるのを忘れないようにして欲しいものである</P><P>日本戦を見ることができなかったことは残念だったが、母国で、世界最大の祭典であるワールドカップを生で観戦することができたことは、非常に貴重な体験であり、全てが脳裏に焼きついている。このすばらしい経験は、一生の宝物になるであろうと思う。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../33english/33topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A><BR></CENTER></P></BODY></HTML>