<!--This file created 02.7.25 1:28 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>itou33j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=66 BOTTOM=768 LEFT=8 RIGHT=538></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><FONT COLOR="#D6D600">　</FONT><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#D6D600">悠久の国トルコ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2年　伊藤　奈津子</P><P>私は友達と二人でツアーを利用し、春休み中の2月22日から3月3日まで東西交流の拠点、トルコを訪れた。</P><P>トルコの面積は日本の2倍、人口は2分の1の国で、首都アンカラは秋田県と同じ北緯40度に位置する。地形は複雑なので気候は地域によって異なるが、私の行った2月末は東京と同じくらいで15度程であった。夏は各地とも30度近くになり、地域によっては40度を超えることもあるが、湿度は日本に比べ低いため、木陰では日本の夏より快適だという。</P><P>かつてのトルコの首都、イスタンブールはヨーロッパとアジアの両大陸にまたがる都市である。そして、シルクロードの西の終着点として、またヨーロッパから東方への入り口として発展した。東西文化の交差点と呼ばれて久しい。その長い歴史を通して、ヨーロッパやアフリカ、アジアの文化が交じり合い、世界に二つとない雰囲気を作り出した。ヨーロッパ側は金角湾を隔てて北を新市街、南を旧市街と呼ぶ。この旧市街にある一部の建築物がイスタンブールの歴史地区として世界遺産に登録されている。</P><P>その中に屋内面積約30万平方メートル、4千を越える店舗がひしめくグランドバザールという屋根付き市場がある。安全で公正な商売をする場所として建造したのが始まりだったのだが、現在は観光客のためのバザールとしてにぎわっている。販売員はトルコ語のみならず、英語、簡単な日本語を話していた。5カ国語を話す強者もいた。トルコはインフレが激しいためトルコのＴＬ（トルコリラ）よりもドルや円を使える店も多かった。ここでは商品に定価はなく売り手と買い手の交渉で値段が決まるのだ。これが観光客にとっては大冒険であるがここでの楽しみの一つであった。</P><P>カッパドキアの岩石群も世界遺産の一つである。96平方キロメートルほどの荒地に、白や茶色、赤茶色、ピンクの奇岩がまるで林のようにつづき、その形はキノコのようであったり、とんがり帽子だったりと、二つとして同じものはない。キスする岩や、ラクダの形、聖母マリアの形をしたものなど、ユニークな岩もあった。この岩は噴火がもとでできた軟らかい凝灰岩のため、採掘しやすく、この一帯では早くから洞窟住居が発達し、岩を掘って住み着く人がいたといわれている。3世紀半ばにはローマ帝国の迫害を逃れるために、キリスト教徒が修行の場や、住居としていたこともあった。大自然にはぐくまれた驚異の景観は息が止まってしまいそうなほどのスケールと美しさを秘めていた。　</P><P>世界遺産ではないのだが、素晴らしい遺跡、トラヤヌス神殿の大理石の柱が残っているアクロポリスも訪れた。ベルガマと言う街からバスで丘を駆け上がると、真っ白な大理石の柱が目の前に現れる。柱にはコリント式の葉飾りなどで細かい彫刻が施され、空の青との調和が何とも言えず美しかった。この大規模な遺跡は長い年月自然にさらされているのに保存状態のよさを見ると、当時の技術の高さがどれほど高度であったかをうかがえる。また、ここから下を見下ろすと、世界一急傾斜に作られた野外円形劇場が見えた。そのスケールの大きさにはただただ圧倒された。座席数は1万人だがそれより大きく見えるのは高度差を利用して横に丸く作るのではなく、高く作られているためである。数々の遺跡をめぐる中で何度も劇場を目にしたことでそれほど昔から演劇が普段の生活には欠かせないもので、当時の文化がいかに高度であったかがうかがわれる。</P><P>紹介しきれないほど多くの魅力が存在する国、トルコには全国土にわたって遺産、遺跡がある。主な交通手段はバスやタクシーがあるのだが、個人では不便なことも多いので、ツアーを上手に利用すると良いだろう。近年、日本人の旅行者が多いと言うが、シルクロードの西端という地理からくる歴史・文化に限りない魅力が存在することがその理由であることが今回の旅行でわかった。再度訪れたいと思わせる国であった。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../33english/33topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>