<!--This file created 02.12.18 9:02 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>eibei34j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=794 LEFT=4 RIGHT=969></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#00AF00">今年度の札幌大学英語研修旅行</FONT><FONTSIZE="+1">　</FONT></B></CENTER></P><P>　今年度の札幌大学英語研修旅行は8月2日から9月2日まで、イギリスにて行われた。32人の学生がロンドンに位置しているセントジャイルズカレッジで3週間英語を学び、残りの週はバスで旅行をした。我々はロンドンを去ってすぐにエジンバラ、スコットランドの都市、そして北へと向い、偉大なる詩人ウイリアム・ワーズワース、作家ビアトリクス・ポッター、そして劇作家ウイリアム・シェークスピアの故郷やビートルズ誕生の地リバプール、オックスフォード大学のような様々な場所に立ち寄りロンドンへと戻った。ロンドンから我々はユーロスターでパリへ行き、日本に戻る前に2日間フランスで過ごした。</P><P>　ロンドンでの3週間、生徒達はホームステイをし、地下鉄やバスを使用してセントジャイルズカレッジまで通学した。授業後には5、6人のグループで興味のある場所や、日本を去る前に計画していた場所に訪れた。週末にはストーンヘンジ、カンタベリー大聖堂、ソールズベリー大聖堂、ドーバー城へと旅行した。影山彩子と奥原泉による次の記事は、今年度のイギリスとフランス、パリの語学研修旅行の経験を記したものである。</P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#D6D600">ロンドンでの３週間</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　奥原　泉</FONT></P><P>　我々はロンドンにあるセントジャイルズカレッジで英語を学んだ。放課後には、グループでロンドンアイという大観覧車に乗ったり、ミュージカルを見に行ったり、学校の主催するパーティーや行事に参加したりと様々なことで楽しんだ。セントジャイルズカレッジはロンドンのほぼ中心に位置しており、近くには世界的に有名な大英博物館もあるとても便利で魅力的な場所である。学校にはフランス、イタリア、スペイン、ロシアや台湾、中国、韓国などアジアの国々から生徒が英語を学びに来ていた。そこで、私が3週間過ごしたロンドンについて紹介したいと思う。</P><P>　初日には、クラスを分類するテストがあり、テスト後にレベル別で分けられた。1クラス10〜15人くらいで構成されていて、自分のレベルに合ったクラスなので、不自由なく授業を受けることができるのである。そして学内には、インターネットをするためのパソコンやビデオ、DVD設備や図書館の他にキャンティーンと呼ばれる軽食堂もあった。これらの施設は学生のニーズに十分に対応できるものであった。</P><P>　我々は月曜から金曜日まで学校に通い、1日に3つの授業があった。1つの授業は100分間で、次の2つの授業は1時間で成り立っていた。文法は基本から学び、１つの話題についてお互い討論したりと授業自体は難しいものではなかった。そして、授業の一環としてクラス全体でロンドン市内を観光した。これは、クラスメイトと話し合って行きたい場所を決める事ができ、クラスメイトや先生との交流のきっかけとなった。</P><P>　しかし、自分の意見がクラスメイトや先生にうまく伝わらなかったりすることも多かった。それはとても残念なことで、特にイタリア人やスペイン人は訛が強かったため、度々理解に苦しんだ。加えて、彼らは我々日本人より積極的に発言や質問をするので、彼らの影響でより積極的に発言するようになった。そのことから失敗を恐れてはいけないことの大切さを実感した。そして私は、クラスメイトと積極的に交流することを心掛けた。例えば、音楽、映画や日本のことを話した。この心掛けは自分自身の英語に取り組む姿勢の変化を実感する良い経験となった。</P><P>　我々が学校生活を有意義に過ごすことができたのはホストファミリーのおかげでもある。私はジャマイカ出身のキャロル・エリントンさんの家に滞在した。彼女はジャマイカ人であったが、数名の生徒のホストファミリーは黒人であった。ロンドンには黒人や東洋人が多いことにとても驚かされた。そして彼女は、13歳になるジェイドという息子と二人で暮らしており、一緒に暮らしていないが２２歳になる娘もいる。彼女は夫と離婚してしまった為、毎日仕事場と家を往復する忙しい日々を送っている。私のホストファミリーはキルバーンというロンドンの中心部から少し離れているところに住んでおり、学校にはバスと地下鉄を乗り継いで1時間くらいかかる。最初の１週間は、学校への行き方にとても困惑したが、その後は景色を見る余裕もでてきた。</P><P>　私は放課後に日課があった。私がホームステイ先に帰ると、一日の出来事をホストマザーに話し、そして彼女は私に生まれ故郷であるジャマイカについて話すのである。彼女は私が地下鉄のトラブルで帰り方がわからなくて困っていた時に、まるで本当の家族のように心配してくれた。それ以来、違う文化という感情が私の中から消えたように感じた。彼女よく「あなたがイギリスに来たことはとてもいい経験だよ」と私に口癖のように言った。実際、たった一人で地下鉄とバスを乗り継いで通学するということから、ホームステイの初めの頃は早く帰りたかった。全てが初体験の連続であった。しかし、一週間後にはホームシックになることはなかった。同時に自分が精神的に成長したということを実感することができた。</P><P>　結果的に、我々の過ごした３週間は非常に有意義なものであった。私にとって先生やクラスメイト、そしてホストファミリーと出会い、共に過ごした3週間はとてもすばらしい日々であった。そして、このロンドンでの３週間は一生忘れられない思い出になり、すべての経験が宝物になったと言えるであろう。</P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#AF0000">歴史と共に生きるヨーロッパ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">３年　影山　彩子</FONT></P><P>　初めてヨーロッパを訪れる人は、おそらく古い街並み、そして歴史的建築物の素晴らしさに驚くであろう。ファッションや芸術など、常に世界の最先端を行くイギリスであるが、その一方で、東京やニューヨークなどの高層ビルに囲まれるようなモダンな街並みは、どこを探しても見つけることはできない。</P><P>　中でもゴシック様式のカンタベリー大聖堂やソールズベリー大聖堂は、壮大なものであった。現地ガイドによると、その建築技術を学ぶために世界各地からイギリスを訪れる人も少なくないそうだ。大聖堂を中心に城壁に囲まれた古い街並みもまた格別の趣がある。大聖堂を中心に今もなお共に生きている、という印象を受ける。我々はその街を散策したが、大聖堂をさえぎるものは何もなく、どんな位置からも大聖堂を見ることができた。</P><P>　大聖堂に関わらず、イギリスの至るところに見られる何百年、何千年も前の歴史のある古い建築物もまた、もちろん修復作業は繰り返されるものの、同じように保存されている。これらは決して国の組織の力だけでは守れるものでない。市民の運動があってこそ存在する、言わばイギリスの伝統の一つだ。建築物だけでなく、自然環境をも市民の手で保護するというナショナルトラストに代表される活動は、世界中が見習うべきである。ピーターラビットの作者ビクトリアス・ポッターの家などもその活動によって保存・一般公開されている。</P><P>　このように、何世代にも渡って守り愛される土地に赴き、目で見、触ってその伝統を感じることが出来ることは、この「英米事情」の大きな魅力のひとつともいえよう。</P><P>　ロンドン滞在中、昼からの放課後は、各６〜７人のグループに別れ、出国前に立てた計画に従って自習研修を行った。その中で、私を虜にしたのが、ミュージカルである。イギリスのミュージカルの人気は、今やアメリカに勝るとも劣らないほどだ。子供から老人までは、子供に人気だという「チキチキバンバン」、そして日本でもお馴染みの「オペラ座の怪人」の二本を見てきたが圧倒的な迫力の演技と歌唱力、そして何より演出の凄さに引き込まれた。</P><P>　現在、ロンドンでは各劇場で１２の作品が公演されており、チケットは電話やインターネットなどで入手出来るが、我々はチケットセンターに足を運び格安で手に入れた。料金は、安くて£２０〜£２５（４千〜５千円）程度である。日本でも公演している作品がほとんどであるが、ロンドンの公演は、やはり目を見張るものがある。悪役にはブーイング、ヒーローの登場には拍手や口笛といった観客の反応を見るのも、また一つの楽しみでもあった。</P><P>　イギリスを出国し、我々はフランスのパリを訪れた。君主制、そして共和制の歴史を持ち、気品あふれる国フランスは、実に魅力的な国だった。中でも、絶対王政の中心となったベルサイユ宮殿は、度胸を抜く壮麗さであった。イギリスでバッキンガム宮殿を見学し、その大きさに驚いたが、それとは比較にならないほどのスケールである。まさにルイ１４世やマリーアントワネット王妃などが代表するルイ王朝の権力を目の当たりにした。この傑作が、国民の奉仕の象徴だと感じるのは私だけであろうか。また、初期ゴシック様式のノートルダム寺院にも強く魅了された。</P><P>　私は今回の研修を通し、ヨーロッパ人の自分の国に対する愛国心、誇りを強く感じた。また我々日本人の自国への無知にも気がついた。しかしそれと共に、日本にいてはわからない日本の善し悪しや、守るべき伝統なども再認識できた。文学、歴史、音楽、文化とヨーロッパの様々な顔を見、そして感じた数え切れない感動は、必ず、自分の人生の大きな財産となるだろう。このような貴重な経験をすることができたことを心から感謝したい。</P><P><CENTER><HR><B><FONTSIZE="+1"><A HREF="../34english/34topics.html">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+1"><BR></FONT><FONT SIZE="+1"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT><FONTSIZE="+1"><BR></FONT></B></CENTER></P><P>　</P><P>　</P></BODY></HTML>