<!--This file created 02.12.18 9:06 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>kosai34j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=860 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#D6D600">武力攻撃による平和？</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　小斎　希美</FONT></P><P>　　9・11のいまわしいアメリカ同時多発テロから1年がたった。そしてアメリカがアフガニスタンでの武力行使を始めてからも１年がたつ。米国をはじめとする部隊はタリバーン政権を倒したものの、今も現地に展開したままだ。</P><P>　この1年という月日に、世界は驚くほど変化した。タリバーン政権の崩壊により、アフガニスタン都市部では、のびのびとした生活が送れるようになった。なぜならば、人々を苦しめていた様々な禁止事項がなくなり、街に活気が戻ったからである。その一方で、テロ組織アルカイダを支援しているといわれるイラクは、米国から『悪の枢軸』と批判され、武力攻撃もありうると日々脅され、米国と水面下での戦いを繰り広げている。そして、世界中が、今の情勢を緊迫した状態で見つめている。米国とイラク、そしてその2国を取り巻く世界各国が様々な見解を抱えながら、複雑に関わりあっている。</P><P>　私は、今、世界中の国々が、ブッシュ政権、もしかしたら米国民全体が抱いている「強いアメリカ」の幻想に巻き込まれているように思えてならない。今の米国には二つの愛国心が入り混じっている。一つは、戦争によらない解決を願い、反戦デモを行う人々の愛国心、もう一つは、テロ組織の報復を誓い、武力行使も仕方がないと考える人々の愛国心である。どれが正しいのか、どれが間違っているのか、誰にもわからない。だが、今を生きる私たちは、これ以上の犠牲者が出ないことを願うのみだ。同時多発テロの被害者と米国の報復攻撃による誤爆の被害者と、一体何が違うのか。人の命の重さに果たして違いはあるのだろうか。ブッシュ政権が世界の実権を握り、米国が世界を支配しているかのような今の状況に、私は疑問を抱かずにはいられない。</P><P>　10月11日、ついに米上下両院は、ブッシュ大統領にイラクへの武力行使の権限を認める決議案を可決した。世界はとてつもない速さで、まるで映画を見ているかのように破滅の道に向かっているようだ。なぜなら、今のブッシュ大統領は、平和的解決などいっさい頭にはないという姿勢をとり続けているからだ。『目には目を』の精神では、いつまでたっても解決などありえないのではないだろうか。米国は今こそ、強さを主張するだけの単独行動を改めるべきだ。そして、米国、イラクともに歩みよる勇気を持つべきなのではないだろうか。そのとき、イラクと深い関係にあったロシアを含め、世界中の全ての国々が、どのような姿勢で、どのように対処していくか、今後の外交努力をゆるめることなく続けていくことが最も大切なことだろう。21世紀を生きていく私たちに、まだまだ残された課題は多い。</P><P><CENTER><HR><B><FONTSIZE="+1"><A HREF="../34english/34topics.html">Topics</A></FONT><FONTSIZE="+1"><BR></FONT><FONT SIZE="+1"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT><FONTSIZE="+1"><BR></FONT></B></CENTER></P><P>　</P><P>　</P><P>　</P></BODY></HTML>