<!--This file created 03.4.19 0:35 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>iwasa35j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=860 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">ファンタジーの世界</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　岩佐　直子</FONT></P><P>　イギリスには『ピーター・ラビット』、『くまのプーさん』、『不思議の国のアリス』など多くの児童文学があり、どれも世界的に有名である。そしてなんといっても現代を代表する小説といえば、Ｊ.Ｋ.ローリング作の『ハリー・ポッター』シリーズだ。イギリスで第一作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』が出版されたのは1997年だった。日本語版は現在4巻まで出ている。このシリーズは2002年7月に全世界で１億6000万部を記録し、世界46カ国語に翻訳されている。『ハリー・ポッター』の人気沸騰によって、ダレン・シャンの吸血鬼を題材にした小説『ダレン・シャン』が脚光を浴び、1954年に刊行されたＪ.Ｒ.Ｒ.トールキンの『指輪物語』も再び大ヒットした。イギリス発のファンタジー小説の人気は今や冷めることを知らない。</P><P>　イギリスのファンタジー小説はケルトの雰囲気を持っている。現在、ケルト人の末裔が多くすんでいるといわれているのがスコットランドを中心としたイギリス諸島とアイルランドそしてフランスである。これらの地方には数多くのケルト人の民話や神話が伝えられている。ケルト人は多くの民話に妖精を伝えてきた。『ハリー・ポッター』シリーズの中には妖精たちや幻の生き物が登場する。その妖精たちの中心はケルト民話に語り継がれた妖精だ。作者のオリジナルやアレンジもあるがケルトの面影が残っているのだ。</P><P>　『ハリー・ポッター』の物語の軸は魔法界を征服しようとする闇の魔法使いヴォルデモートと、彼に両親を殺された主人公ハリー・ポッターとの戦いだ。ミステリーを読むという要素が含まれていて、いくつかの謎を結末に残し次巻へと続くところは、次を読まずにはいられなくさせる。そして何よりもキャラクターの個性が魅力となっている。かなり多くの登場人物だがその特徴がそれぞれ明確に描かれている。主人公のハリーは、スパーマンなどではない。学校の成績もいまひとつで、友達とけんかをすることや授業でドジを踏むこともある普通の少年の一面が数多く描かれている。</P><P>小説『ハリー・ポッター』シリーズは一年に一冊というペースで発刊され、第七巻で完結するといわれている。世界中のファンが、あと何年間かはこの物語の謎を追い求め続けることになるだろう。</P><P>ファンタジー小説が人気を呼ぶのは、現代社会では希薄化している夢や友情、愛、冒険そして正義などといったファンタジー小説のもつ要素に読者は惹かれるからだ。読者は実際にはありえない設定に没頭し、フィクションの世界を体験することができる。現実では決して味わえない夢のような世界を小説の世界で見つけることができるからなのだ。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../35english/35topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P><P>　</P></BODY></HTML>