<!--This file created 03.4.19 0:34 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>kamio35j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=845 LEFT=4 RIGHT=707></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONTSIZE="+2">映画「猟奇的な彼女」から見る韓国の女性のイメージの移り変わり</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">2年　神尾　美奈子</FONT></P><P>　最近、韓国では映画の観客動員数が著しく増え、映画が娯楽の手段として最も重要な地位を占めている。その中でも国産映画の占めている割合は著しく高く40％以上にも及んでいる。ちなみに、日本で国産映画の占めている割合は15%前後でしかない。</P><P>　それに韓国は、日本に比べるとはるかにネット先進国でもあり、高度成長期のまっただ中にある。そして日本の昔の状態とよく似ていると言われている。儒教の教えに基づいた習慣が根付いていて、女性のイメージも、日本の昔の女性像のように大人しく慎ましやかで従順であったのが、時代とともに変わってきているようである。</P><P>　そんな変わりつつある女性像を暗示するかのように「猟奇的な彼女」という映画が2002年の夏、韓国で公開され500万人もの動員を記録して大ヒットとなった。そして今年の1月日本でも公開された。</P><P>　この映画の原作は99年の8月、韓国のパソコン通信に、ある青年が風変わりな女の子との実際の体験を書き込んだものが、多くの人にうけ、単行本化され、それがベストセラーとなって映画化されるに至ったものである。</P><P>　この『猟奇的な彼女』のストーリーは、大学生のキョヌという青年が、地下鉄で酔ったわがままな彼女を介抱したことがきっかけで、振り回され苦労もするのだが、心に深い悲しみを持った彼女との、笑いあり、涙ありのラブストーリである。彼女は「ぶっ殺す」が口癖で、暴力的だが、正義感が強く、快活であって、保守的な印象があった韓国女性のイメージを打ち破るようなヒロインである。</P><P>　そしてこの映画は、「猟奇的」という一つの流行語を生み出した。この映画のメインテーマである「猟奇的」という言葉は、「クールで奇抜な」とか「他とは変わっておもしろい」といった新たなニュアンスを生み出し、良い意味で韓国で流行語となり、MBCTVで「流行語大賞」に選出されるに至ったほどである。</P><P>　この映画の国民的な大流行は、保守的であった韓国社会のイメージを塗り替えるものとしての「自由の象徴」とも取られ、マスメディアはこぞって報道し、のちには社会現象へと繋がることとなった。</P><P>　また、ヒロインの役を演じたチョン・ジヒョンは、第39回大鐘賞（韓国のアカデミー賞）では主演女優勝と人気賞を2つを獲得しており、新世代女優として今の若い女性達からカリスマ的な支持を得ている。</P><P>　このことからもわかるように、今韓国では、理想とする女性像が清楚で従順なものから、強く快活なものへと大きく変わりつつある。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../35english/35topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P><P>　</P></BODY></HTML>