<!--This file created 05.4.2 11:14 AM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>kuwana41j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">海外便りNO.4：</FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><B><FONTSIZE="+2">日本語を教えつつ、大学院で学ぶ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">桑名保智（大学院2003終了）</FONT></P><P>　</P><P>　私は2003年8月に、アメリカインディアナ州のマンシーという町にある州立ボール大学（BSU）に来た。BSUは札大の姉妹校のひとつであり、毎年学生を交換している。私はここの大学院でTeachingEnglish to Speakers of OtherLanguages（TESOL）の修士号取得を目指している。また、GraduateAssistantship（GA、院生助手職）を得て日本語を教えている。今学期が最後の学期となる予定だ。</P><P>　BSUに来ることになった理由は2つある。1つ目は、2003年3月に札幌大学大学院外国語学研究科英語学専攻を修了してから、非母国語話者への外国語教授の研究に興味を持ったからだ。私は将来日本で英語教師になりたいと思っていたので、英語それ自体を学ぶのと同様に、それをどう教えるかについて学ぶのは将来非常に役に立つと思った。2つ目は、BSUではここの日本語学科の授業を受け持つことになっていて、外国で自分の母国語を教えるという貴重な体験に魅力を感じたからだ。さらにそれによって大学院の学費等も免除されるため、経済的負担が少なく留学することができると知ったからだ。</P><P>　BSUのTESOLプログラムでは、11の必須授業が課せられている。それらはおおおまかに2つの分野から成り立っている。1つはTESOLに焦点を置いた授業で、Theoryand Research in TESOL, Methods and Materials in TESOL, SecondLanguageAcquisitionなどがそうである。これからの授業では、TESOLの様々な理論を概観し、それらのメリットやデメリットなどについて発表、議論する。また、それらの理論に基づいて各自がレッスンプランを作成し、それを実演してみることを目的とした授業もある。これらのような授業は私にとって非常に興味深く、理論と実践の両方を学ぶことができる。</P><P>　2つ目の分野は言語学的な授業で、Introduction to Linguistics,Approaches to Modern English Grammar, Linguistic Phonetics,Sociolinguistics, Language andCultureなどを含む。これらの授業では言語の文法、音声の研究について、またTESOLの理論の理解に必要な言語の社会的、文化的側面について学ぶことができる。</P><P>　最後の学期には、リサーチペーパー、あるいはクリエイティブプロジェクトの提出が義務付けられている。私はリサーチペーパーを選択し、日本語の語彙を初級学習者にどのように効果的に教えられるかについて研究している。具体的に言うと、私の日本語の授業で語彙の教授法を2つ使ってみて、生徒に与える単語テストの結果を比較し、どちらの教授法のほうが生徒の語彙を増やすのにふさわしいかを調べている。現在データを採集している段階で、今後それを分析し、6月中旬に提出する予定だ。</P><P>　GAについては、私は日本語102の授業1つを担当している。私の授業はパワーポイントを使った文法の提示、学生同士のコミュニケーションを重視した口頭練習、毎授業後に課される宿題から成っている。このような授業を準備するのは私にとっても大変な時間とエネルギーが必要だが、学生と協力しながら授業の運営ができるという楽しさが大きな支えになっている。また、日本語の構造について鋭い質問をしてくる生徒もいて、私の日本語に対する興味が刺激されることも多い。</P><P>　私が現在住んでいるマンシーに関して言うと、インディアナ州の州都インディアナポリスの北東に位置する町だ。人口は約7万人で、大きくはないが小さくもない程度だ。一般的に、マンシー市民は保守的だと言われている。車がないと多少不便だが、バスが走っているのでモールや映画館に行くこともできる。マンシーの気候については、夏はとても暑く、気温は30℃前後になる。冬は、雪はあまり多くないが、寒い時にはマイナス20℃程度の日が続くこともある。今年の1月初旬には、みぞれが降り、そのためマンシーやマンシー近郊の町で電気が少なくても3日間は使えなかったというアクシデントもあった。</P><P>　私のBSUの卒業後の予定は、日本に帰国し、ここのTESOLプログラムで学んだことや日本語を教えた経験を活かせる職に就きたいと思っている。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../41english/topics41">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>