<!--This file created 05.4.2 11:15 AM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>takagi41j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">映画『オペラ座の怪人』</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">1年　高木　香苗</FONT></P><P>　</P><P>　有名な舞台ミュージカル『オペラ座の怪人』の映画版が1月に公開され、注目の的になっている。この映画の音楽の作曲だけでなく、製作と脚本を書いているのは、天才作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーだ。彼は、ミュージカルの大ヒット作『キャッツ』『エビータ』、また彼自身が最高傑作と認める『オペラ座の怪人』の総譜を書いた人物である。舞台ミュージカル『オペラ座の怪人』（1988〜）は、ブロードウェイでのロングラン記録1位の『キャッツ』（1982〜2000）の記録を破りそうなほどの大ヒット作である。この不朽の名作を、長い年月を経て、ロイド・ウェバーが映画化したのである。</P><P>　ストーリーは、1919年から1870年代へと時間移動するシーンから始まる。1870年代のパリ・オペラ座では、謎の怪人ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続発していた。ファントムにより地下の迷宮に連れ去られたオペラ歌手クリスティーヌは、そこでファントムの秘密を知ってしまう。クリスティーヌは、幼馴染でオペラ座のパトロンでもあるラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに強く心を惹かれていくが。美しくも悲しい愛の物語である。</P><P>　映画の中に、印象に残る3つのシーンがある。最初は、1919年の廃墟となったオペラ座が、1870年代の華やかなオペラ座の輝きを甦らせる冒頭のシーンだ。ここでは最新の特撮が駆使されている。モノクロからカラー画面に変わる映像には、目を奪われる。</P><P>次は、後半のクリスティーヌとファントムが共演しているオペラ『ドン・ファンの勝利』の劇中劇のシーンでは、クリスティーヌの気持ちがファントムに傾いていることを表現している。</P><P>　そして最後に、『オペラ座の怪人』で絶対に欠かすことができないのが、クライマックスにあるオペラ座の巨大シャンデリアの落下のシーンである。シャンデリアは高さ5ｍ、幅4ｍ、クリスタル製、製作日数4ヵ月、製作費用は1億5千万円の超豪華版である。そのシャンデリアが逃げまどう観客の中に落下するのだ。　</P><P>　映画で使われている多くの曲の中から2曲の歌詞のさわりを紹介する。</P><P>　1、「オペラ座の怪人」。ファントムがクリスティーヌを地下の隠れ家へといざなう場面で歌われるデュエット曲：</P><P>　　　　　　　　　　　おまえの（私の）魂と</P><P>　　　　　　　　　　　私の（あなたの）声は1つに結ばれている</P><P>　　　　　　　　　　　オペラ座の怪人は　そこにいる</P><P>　　　　　　　　　　　おまえの（私の）心の中に</P><P>クリスティーヌとファントムが音楽というものでお互いに影響しあっている存在である、という印象を与える。</P><P>　2、「ポイント・オブ・ノー・リターン」。ドン・ファンに扮したファントムがクリスティーヌへの思いを伝えた後、クリスティーヌがそれに応えるドラマチックな曲：</P><P>　　　　　　　　　　　もう引き返すことはできない</P><P>　　　　　　　　　　　これが最後の一線</P><P>　　　　　　　　　　　もう橋は渡ってしまった</P><P>　　　　　　　　　　　あとは橋が燃え落ちるのを見ていよう</P><P>　　　　　　　　　　　私たちはもう　引き返すことはできない</P><P>2人が情熱的な激しい恋に落ちてしまったことがよく伝わる。</P><P>　ロイド・ウェバーとジョエル・シュマッカー監督は、映画『オペラ座の怪人』製作の目的を、劇場で『オペラ座の怪人』を観ることができない人のためだとしている。そのため、舞台『オペラ座の怪人』を忠実に映像化しているのだ。</P><P>　『オペラ座の怪人』は長い間に5回、映画化されているが、それらの全ては、怪人の不気味さや残虐さを強調したホラーである。しかし、この新しい映画は、ファントムが悲劇の主人公として描かれており、ラブストーリーに仕上げられている。それに加え、ファントムが非常にセクシーで、彼自身の物語が描かれている。ロイド・ウェバーの曲が新しいポップスやロックの要素も持ち合わせているので、オペラに馴染みのない観客層にも受けている。この映画は、非常に印象的で、また悲しい愛の世界にひたることができる映画である。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../41english/topics41">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>