<!--This file created 05.12.18 5:28 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>suzuki43e</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">私の好きな小樽</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">1年　鈴木　ゆき</FONT></P><P>　</P><P>　小樽と聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか。北海道の観光都市の一つ。梅雨のない爽やかな夏。運河、寿司、ガラス、オルゴールなどで有名な観光の盛んな町といったイメージがあるのではないだろうか。</P><P>　しかし小樽で生まれ育った私が大好きなこの地のイメージは、青空の広がる夏だけでもなくメルヘン交差点一帯のいわゆる観光地通りだけでもない。観光客に是非見てもらいたいのは、人々が根を張って生活している路地裏の木造の民家や祝津、長橋などの昔ながらの住宅街である。長い歴史を刻んできた家屋と真っ白な新雪がコントラストをなして輝いている様は何とも素晴らしい。また小樽は坂の町である。白い息を切らして急な斜面を登った先に待っている景色は、登ってきた苦労を一気に忘れさせてくれるほど美しい。天候や日時によって見える風景は変わってくるが、冬の夜、満点の星空の下、船見坂から雪の降る小樽の町並みを見下ろした時の感動は忘れられない。観光ガイドに取り上げられないような場所が本当は一番小樽らしさを感じられるものではないだろうか。</P><P>　たくさんの美しい名所のある小樽。運河を整備してからは、年間200万人程度だった観光客が一気に年間500万人以上に倍増し平成11年には900万人を越えた。しかし、平成15年には約800万人に漸減している。この原因はどこにあるのか。理由は二つある。一つは小樽の観光客入り込みは4月から9月までで全体の約7割で、最盛期の８月と比べると12月は25％までに落ち込む。まさに小樽の冬は観光の冷え込む冬になるのである。二つ目に観光客の宿泊率は10％程度で、日帰り客の滞在時間は３〜６時間がメインである。昼に来た観光客にいかにして宿泊してもらうかが課題である。</P><P>　これらの問題の解決策として、地域の人たちの議論の中から生まれてきたのが「小樽雪明かりの路」というイベントである。雪は冬でなければ存在しないし、あかりは夜の闇の中ではじめてその魅力を発揮することが出来る。冬と夜のデメリットを逆手に取った発想である。このイベントを通して地域の活性化につなげていこうというものである。</P><P>　1999年2月に開催された第一回目は、実行委員会の予想をはるかに上回る反響だった。白い雪の中に光るやわらかなキャンドルの灯。小樽のシンボル「運河」の水面には、キャンドルを仕込んだ浮玉が浮かべられ、ガス灯とライトアップされた倉庫群とともにロマンチックな風景を創り出した。厳寒地の冬の夜なんて普通観光資源としては考えられないような要素である。小樽港の発展を支えるために運河が誕生したころ、誰がこんな美しい光景を想像しただろう。</P><P>　スタートしてから来年第8回目の開催を迎える『小樽雪明りの路』。『札幌雪祭り』と並び、北海道の冬を代表するイベントとして飛躍的な発展を遂げた。数多くあるスノーキャンドルや雪像のほとんどはボランティアの手で作られている。2004年には北海道はもちろん、東京、千葉、埼玉、栃木、兵庫など、日本全国から100名を超えるボランティアさんの参加があった。また、遠く韓国からも30名ほどのボランティアが運営に携わった。ボランティアは1時間からの参加も可能で、観光客の思い出作りにと紙コップにキャンドルをつけたものにメッセージを残すといった簡単に参加できるものもある。輝くキャンドルの路をカップル、家族、友達と歩いてみてはどうだろうか。寒い北空の下だからこそ人の温もりを強く感じられるであろう。</P><P>　夏とは違った風景に小樽の新たな魅力を発見できるかもしれない。　</P><P>　</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../43english/topics43">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>