<!--This file created 06.4.7 3:21 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>yoshida44j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">札幌のジャズ風景のひとつ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">１年　吉田　文恵</FONT></P><P>　</P><P>　2006年1月26日、札幌市中央区のジャズバー“AFTER DARKCAFE”で、スウィング・ジャズ・バンド、SAKE'SGROUPのライブが行われた。演奏を聴きに来た客は約15人。殆どが仕事帰りのサラリーマンやOLという感じだった。曲目は、“懐かしのニューオーリンズ”や“アイスクリームの歌”などのスタンダードなナンバーから、“IWant a LittleGirl”などのマニアックな曲まで5曲が午後8時からと、9時半からの2回演奏された。</P><P>　トロンボーンが2人と、ベース、ギターという珍しい編成だが、大人数で演奏される本来のスウィング・ジャズと変わらず、迫力のある演奏だった。客は演奏に合わせて、思い思いに手をたたいたり、体を動かしたりと、演奏者たちと一緒に体で音楽を楽しんでいた。1人ずつソロ演奏が終わると、観客から歓声が上がり、演奏する側と、観客側が一体となっていた素敵な空間だった。私は去年からジャズのアドリブや、理論を勉強しており、このライブも勉強が目的で聴きに行ったのだが、彼らの素晴らしい演奏に飲み込まれ、勉強どころではなくなり、一人の観客としてこのライブを楽しんだ。</P><P>　SAKE'SGROUPはギター・滝川裕三氏、ベース・釜鈴徹氏、トロンボーン・河合修吾氏、そして、トロンボーンでリーダーの酒本ひろつぐ氏の4人で構成されている。SAKE'SGROUPのSAKEとは酒本氏の名前から取ったものである。河合氏以外はプロのジャズ奏者であり、札幌市内を中心に活躍している。彼らは、札幌にスウィング・ジャズを広め、スウィング・ジャズを知らない人達に知ってもらうため、約1年前に集まった。ライブは1か月に1回、定期的に行われる。このライブ以外では、結婚式、お祭り、喫茶店などで演奏をしている。</P><P>　スウィング・ジャズとは、1930年代から1940年代初めにかけて大流行した、白人が主体となって作られたジャズの形態のひとつである。軽快なダンスミュージックであり、グレン・ミラー・オーケストラや、ベニー・グッドマン楽団などで有名である。</P><P>　ジャズには、スウィング、ディキシーランド、ビバップ、フュージョンなどと色々な種類がある中で、なぜスウィング・ジャズを演奏しているのか、リーダーの酒本氏に話を聞いた。「ジャズはどうしても大人が聞くというイメージがある。スウィング・ジャズは聞き手を踊らせる音楽なので、誰もが楽しめるようにしたかった。昔、ジャズを聴いていた人には昔を思い出してほしいから」と酒本氏はこう答えた。東京などで活躍するジャズ・ミュージシャンが多い中で、どうして札幌で活動を続けているのかという質問に対しては、「札幌に残って、札幌のスウィング・ジャズを発展させたい。そしてこの音楽を通して、いろんな人が札幌に来るようにしたい」と答えた。実際、今札幌ではスウィング・ジャズを演奏する“バンド”が増えきており、着実に彼の思いは現実となっていっている。SAKE'SGROUPのメンバーは、楽器やジャズの指導も行っており、今年は、教え子たちでの演奏会も企画しているようだ。酒本氏は「札幌で多くの人にスウィング・ジャズを知ってもらうために、一生続けていきたい」と抱負を語った。</P><P>　SAKE'SGROUPのメンバーは私たちにスウィング・ジャズとはどれほど素晴らしい音楽か教えてくれた。私を含む、全ての人は彼らの演奏に感銘を受けた。私も彼らのように、どれほどスウィング・ジャズが素晴らしいものか、いろんな人に伝えていきたい。</P><P><CENTER>　　<HR><A HREF="../44english/topics44">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>