<!--This file created 06.8.1 4:40 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>furukawa45j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">増加している青少年の凶悪犯罪</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">２年　古川　絵梨</FONT></P><P>　</P><P>　大人が自分の子を含めた子供を殺害してしまう事件が目立つ中、少年少女による殺人事件もたびたび発生し、ますます凶悪、かつ複雑化している。今年上半期は前科を持たず、成績にも問題がないごく普通の少年少女が罪を犯していた。では、彼らを殺人へと駆り立てた共通の原因というものはあるのだろうか。</P><P>　このような罪を犯してしまったとはいえ、彼らは世間一般にいう「よい子」たちである。実はこの「よい子」こそが、現在の少年犯罪を読み解くキーワードではないだろうか。「よい子」と言われる子たちは、自己の意思を抑え、欲求を我慢しているのだ。このことが罪を犯す一つの原因になっていると思われている。</P><P>この我慢を意識的にしているか、していないかで、大きな違いが出てくる。というのは、理由も分からずに我慢を重ねている者の場合、不満が溜まるために非行から犯罪をしてしまうのである。いく人かは軽犯罪や重大な犯罪、ごくまれには殺人に至る者もいる。殺害対象が親であった場合、このような抑圧が主な原因になっているのかもしれない。</P><P>　今年６月２０日の早朝、奈良県にある医師宅が全焼し、焼け跡から妻である女性とその子供２人の遺体が見つかった。父親はこの時不在であった。この事件の犯人はこの家に住む長男であり、父親の連れ子であった。原因は｢父親に成績の事で叱られた。２階で３人が就寝中であったのは知っていたので、殺そうと思って放火した。｣などと供述していた。しかし翌日には謝罪の言葉を述べたという。</P><P>　現在の青少年が犯した犯罪は、最も多発した2000年と同じく、若者はほんの些細なことで「キレ」て、犯罪に及んでしまう。この年は17歳の少年少女による殺人事件が頻発し、「こうあるべきだ」という自分を中心にした考えを持つ少年少女が急増した、と当時の専門家は指摘している。その為、彼らの考えが何者かに妨げられた場合に「キレ」てしまい、その反動が結果的に逆らった相手を殺害するに至ってしまうのではないか、と推測されている。</P><P>　2004年に長崎県佐世保市で起きた小6女児殺害事件も、これが原因である。加害者があの酒鬼薔薇少年よりももっと幼いこと、そして被害者と同年齢のクラスメイトであったのだ。これは国民に大きな衝撃を与えた。加害者となった少女の供述は、自分のホームページに被害者となった少女が批判的な書き込みをしたために殺そうとしたのだという。このホームページは彼女にとってとても大事な場所であったので、そのようなことをしたために殺意を芽生えさせてしまったのだ。</P><P>　またこの事件により、暴力的な映画や本、ゲームも大きな注目を浴びた。これに関する様々な情報が流れたが、今後もこれらには注意する必要があるだろう。</P><P>　現代社会はモノや情報が溢れている上に携帯電話やパソコンが普及している。そして核家族化が標準となっている。しかしながら、近所の繋がりが希薄になりつつあり、反抗期などで家族内での交流が減っている。その結果、親が子の、子が親の心を知らない、という状態なのである。</P><P>　子供が思春期に入ると、これらの問題は避けて通れないところであるが、親が思い描く将来の非現実的な期待や躾と称しての体罰は、子供にとって何の効果もない。例え時には衝突が起きることがあるとしても、ちゃんと和解できる親子関係であれば、このような凶悪な事件には発展しないはずである。</P><P>　少年少女のみならず、罪を犯すことは一生の汚点である。ましてや殺人事件だとなおさらである。彼らの心ない行いが、その人のかけがえのない未来を奪うことになるのだ。これは国全体に関わる重要な問題である。政府だけではなく、民間も、学校も、地域もこぞって知恵を出し合い、このようなことが二度と起こらぬようにしなければならないのである。</P><P>　そして最も大切なことは、大人も子供も互いを思いやり、日本をまた住みよい国に戻すことなのである。</P><P><CENTER>　　　<HR><A HREF="../45english/topics45">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>