<!--This file created 06.8.1 4:41 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>takagi45j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">日本の使い捨て文化を問う</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　高木　香苗</FONT></P><P>　</P><P>　日本食を食べるときに箸は必需品である。ここでは現在の食文化には欠かせない割り箸について考えてみたい。日本での割り箸の消費量は、年間250億膳になっている。これは、１人当たり約200膳を使っていることになる。木に換算すると、約250万本に相当する。現在の日本で使用される割り箸の約96%が輸入されている。そのうち98%は中国からの輸入である（林野庁資料より）。しかし、私たちが割り箸を使う時に、その材料が他国の森の木であることを決して考えないだろう。私たちが割り箸を使うほど伐採は行われ、様々な環境問題が引き起こされているのだ。割り箸の使用をより丁寧に調べることから、日本に広まっている使い捨て文化を考えるべき時にきている。</P><P>　「マイ箸」や「持ち箸」という言葉を聞いたことがあるだろうか。文字通り持ち運べる自分専用の箸のことだ。そうする理由は、使い捨ての割り箸を使用することに問題意識を感じ、家から持参した箸を飲食店で使うことである。「マイ箸クラブ」（http://www.mother-earth.ne.jp）というクラブさえあり、マイ箸を普及する活動を行っている。現在では、外食をする時に自分の箸や持ち箸を持ち歩く人たちが徐々に増えている。この目的で、東急ハンズ札幌店では、マイ箸のセット（1890円）が売られている。その様な箸を使うことは、使い捨ての文化を再考するだけでなく、食そのものについても見直すきっかけになる。環境を守りたいと思う人たちが、これから増えることに期待したい。</P><P>　ここで、箸の再使用について考えてみたい。日本食の飲食店では割り箸が使われ、洋食のレストランではナイフやフォークが使われている。ここで考えてもらいたいのは、割り箸は使い捨てで、ナイフやフォークは洗って再使用されているという点である。どうして、箸は再使用されないのだろうか。その理由は、日本人の「清潔過ぎる文化」ではないかと考える。そのため、箸が洗ってあっても、他人が使った箸を使うことを躊躇してしまうのである。割り箸の使用は、長い歴史のある日本の食文化から生まれた一つの形であることをここで理解しなければならない。しかし、ほとんどの人たちが清潔だと信じている割り箸も、実はそうではないかもしれないのである、割り箸の製造段階で漂白剤や洗剤が使われていて、その残留物が検出されているからである。これらのことを踏まえ、「清潔過ぎる文化」を見直すことが、早急の課題である。この点から、また環境保護の点からも割り箸文化を再考する時期に来ているのではないのだろうか。即ち、「箸再使用の文化」という新たな一歩を踏み出すことが求められているのではないだろうか。</P><P>　ここで、日本と同じ様に箸文化を持つ中国と比較してみたい。中国は箸を洗って再使用する文化で、家庭でも割り箸は使わない。しかし、最近では中国でも割り箸が、水道施設がない屋台や安い大衆食堂などで見られるようになった。これは、日本への輸出用のものが生産過剰になるなどして流通したためといわれている。しかし、中国の人々は森林伐採の問題に関心が高く、割り箸を使うことに対して反対の風潮が高まってきている。（北海道新聞　6月2日　夕刊）そのことから、その様な店でも、袋詰めにされた竹製や木製の箸なども使われるようになった。これは、使用した箸を回収し、洗浄、消毒、袋詰めにし、販売する業者がこれを商売にしているからである。これも、使い捨ての割り箸ではなく、再使用の一形態である。今まで、中国では割り箸を使う習慣はなかった。日本の割り箸文化が、中国に大きな影響を与えたのだ。私たちは、このことを真摯に受け止めなければならない。</P><P>　もし、このまま海外で割り箸の消費が増大していけば、今よりもどれほど多くの木が伐採されることになるだろうか。そして、その結果はどれだけの被害をもたらすのだろうか。私たちは、「大量生産の使い捨ての時代」から「少量生産の再使用の時代」へと転換していくことを考えなければならない。このまま、近視眼的に利益重視の生産を続けていけば、人間は生きていけなくなるだろう。私たちは自然と共生していく方法を考え、それを行動に移してくことが求められている。美しい地球を未来に伝えるために、使い捨て文化の最たるものである割り箸文化の発祥である日本が率先して、箸再使用文化へと転換していかなければならないのである。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../45english/topics45">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>