<!--This file created 07.5.23 6:37 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>satof47j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=68 BOTTOM=768 LEFT=8 RIGHT=538></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">納豆騒動から見る日本人の特性</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">２年　佐藤 史崇</FONT></P><P>　</P><P>年明け早々にスーパーの棚から納豆が消え、多くの人たちが納豆を求め探しまわった。これは1月7日に放送された関西テレビの人気情報番組「発掘！あるある大辞典」の「納豆を食べるだけで痩せられる！」という番組内容に視聴者が乗せられたために起こった。しかし、2週間後には番組すべてが捏造だったということが報道された。</P><P>同時に、この番組は過去にも何度かねつ造していた事もわかった。98年の｢レタスを食べると快眠できる｣や06年の「味噌汁ダイエット」にもデータの改ざんが発覚した。</P><P>このように定期的に捏造が行われており何とかして視聴者の気を引こうと試行錯誤していた姿がうかがわれる。これが起こった根本的理由には、結果主義というような企業理念もその裏にはあった。この結果、1月23日に番組の打ち切りが決定し、社長の役員報酬カットや製作局長の解職など合わせて10人の処分を発表した。しかし、このような処分だけではなく、視聴率競争から抜け出し、偽りのないきちんとした番組を作るというはっきりとした意思表示が欲しかった。</P><P>しかし、今回の事件で一番悪いのはもちろん放送局側である。だが、食べて痩せられるという矛盾に気付かずに、どうして人々は容易に怪しげな情報に惑わされるのだろうか。それにはテレビや雑誌などが食品や栄養が人の健康に与える影響を確実なデータもなしに過大評価し、それを知った人々の興味が集中するという｢フードファディズム｣（food-faddism、偏執的な食生活）という働きが大きくかかわっている。</P><P>「フードファディズム」というのは98年に群馬大学の高橋久仁子教授が始めて紹介した。</P><P>同教授によるとそれは、(1)えり好みできる過剰な食料供給。(2)「健康でなければならない」「見た目をよくしたい」という強迫概念。(3)食に対する漠然とした不安、不信。(4)イメージや情報に流されやすい傾向。</P><P>この４条件がそろうと発生し、また、現在の日本にはそれらがすべてそろっていると指摘している。</P><P>以前、「寒天ダイエット」というのも日本全国で大ブームとなり、寒天の原料であるテングサが700｢、金額にしておよそ150万円相当が倉庫から盗まれるという騒動にまでなった。また、まだ記憶に新しいTBSの健康情報番組の「白インゲン豆ダイエット」では、試した人が下痢などの健康被害が多く寄せられ、入院患者まで出した。</P><P>しかし、いずれもブームとしては長続きしない。これは日本人特有の熱しやすく冷めやすいという性格からくるものである。</P><P>だが、この日本人の熱しやすく冷めやすいという性格がダイエットに収まっているうちはよいが、例えば、選挙にまで反映してしまったらどうだろう？</P><P>見た目で決めてしまったり、たった一度だけの演説で惚れ込んでしまい、それ以上の追跡調査をしなかったりする人も多いのではないだろうか。</P><P>このような一時的な感情で投票するようでは、果たして「美しい日本」は創れるであろうか？</P><P>このようなことが起こらないためにも、テレビや雑誌などのメディアを鵜呑みにしない事が必要で「テレビでこう言っていた」というだけですっかり信用してしまう時代はもう終わった。日頃からどんな事でもしっかりと物事を見極める努力が必要だ。何事によらず賢い日本人が求められているのである。</P><P>　</P><P><CENTER><HR><U><FONTCOLOR="#0000AF"><A HREF="../47english/topics47">Topics</A></FONT><FONTCOLOR="#0000AF"><BR></FONT><FONTCOLOR="#0000AF"><A HREF="../index.html">Index</A></FONT></U></CENTER></P><P><A HREF="../www.YFN/index.html">　</A></P></BODY></HTML>