<!--This file created 08.7.26 1:30 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>nakashima50j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">フルハウスと家族の絆</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">１年　中島俊貴</FONT></P><P>　</P><P>　アメリカのコメディ"Full House"をご存じだろうか？</P><P>　今までインド・カナダ・ドイツなど多数の国々で放映され、日本ではアメリカと同じ１９８７年に初めて放映されて以来今日に至るまで様々な人に愛されてきた超人気ホームドラマである。</P><P>　舞台はサンフランシスコ。妻を亡くした男がミュージシャンとコメディアンの男友達２人に助けられながら女の子３人の子育てをする物語であるが、大家族の中で暮らす個性豊かなメンバーの日常生活をただ淡々と映し出すわけではないのだ。心身共に成長していく上で起こる様々な問題に試行錯誤する子どもたち、時には人生の失敗や挫折を味わう大人たち、そしてこうした経験を家族がお互いに理解し、共に親身になって解決していく。苦しみや悲しみ、喜びをわかちあう、温かい家族がそこに描かれ、コメディであると同時に家族や友人の大切さ、愛情や命の尊さを語るドラマでもあるといえるのだ。番組前半では笑いを仕掛け、後半では人間同士を物語り、涙する人も多く、そのため世界中で人気を博しているのだ。</P><P>　最近日本での家族内での犯罪が目立っている。血の繋がった人間を殺害したり、自宅を放火したりなど遺憾な事件が後を絶たない。健全で平和な家族を築き上げるために重要なものは多様であるが、まず最初にくるものはやはり愛情であろう。その愛情の示し方の一つが、日本人に少ないと言われるスキンシップである。大人同士、親子同士、たくさん抱き合って笑顔で接していくうちに、お互いの間に親近感と安心感が生じ、信頼関係が築かれるのである。</P><P>　フルハウスの中の家族は誰もがよく抱き合う。何かが成功し、喜んでいる時だけではない。相手がつらい境遇に立たされているとき、意見の食い違いや、けんかをしたときでさえ、仲直りの印はいつも抱き合うことだ。子供が大きな失敗をしてしまったときでも、親はその子をしっかり叱り、その後優しく抱いて額にキスをする。スキンシップをすることで、子供は「愛されている」「大切にされている」と感じることが出来るのだ。</P><P>　日本人は欧米諸国の人々と比べて、特にスキンシップを苦手としているところである。しかしながら、親が子を抱き、兄弟同士抱き合うことができたならば、家族の空間に信頼と絆が生まれ、フルハウスのような、どんな困難にも立ち向かうことのできる、強くて明るい家族へと近づいていくことができるはずである。</P><P>　<HR></P><P><CENTER><A HREF="../50english/topic50">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>