<!--This file created 05.1.27 6:33 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>abe40j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">札大新理事長に堀達也氏就任</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">2年　阿部　智美</FONT></P><P>　</P><P>　2004年8月9日、札幌大学理事会において、札幌大学理事長は伊藤義郎氏から元北海道知事である堀達也氏へと引き継がれた。就任後約3ヶ月が過ぎた今、私達ユースフォーラムニュースは北海道知事時代の経験や札大理事長としてのこれからの抱負を語っていただくために堀理事長とインタビューをした。理事長は理事長室で私達を笑顔で迎えてくれ、約1時間にもわたったインタビューに熱心に応じてもらうことができた。</P><P>　理事長は1935年サハリンで生まれ、その後北海道に移り住み、幼少時代を道内の遠軽町で過ごした。北海道大学に入学後は林業や森林に関わる分野を専攻し、卒業してからは北海道庁に勤務した。1995年には北海道知事に就任し、2期8年間の任期を務めた。理事長にとって知事時代に最も思い出深く、また、最も大変だったのは、2000年に起こった有珠山の噴火の際の仕事だった。このことは、理事長の著書、『北海道知事という仕事』（寿郎社、2003年、1600円）でも熱く語られている。理事長に就任が決まった時の抱負は、このような知事時代の経験を教育に役立てることができれば、というものだった。理事長に就任したのが夏休み中だったため、私達学生はこの理事長交代の事実を大学から郵送された広報誌『さとぽろ』でしか知ることがなかった。</P><P>　秋学期が始まってからも特別に紹介の行事はなく、私達学生と理事長との接点が薄れてしまったことは、残念なことであった。このインタビューで理事長が「なかなか生徒と会う機会もなく残念に思っていた」と明かしたことから、理事の並々ならぬ決意を感じると同時に、理事長と学生との顔合わせが待ち遠しい。</P><P>　理事長は、秋学期も始まり、大学内が活気づいている様子を垣間見て、「生徒達はとてもいい環境で勉強している。このような得るものの多い大学から社会に出て行けるのは学生にとってとても良いことだ」という感想を抱き、また、理事長は札大の建学の精神の意義を大切な事と考え、「生気あふれる開拓者精神」がより多くの生徒に理解され、それを自分のものとしてくれれば、と切実に願っている。</P><P>　理事長はさらに、札大の在り方について、「学問だけでなく、スポーツや文化で活躍できる人、対応性を持った人を育成していきたい」と述べられ、今後は時代が進むにつれてどんどん変わっていかなければならない日本を担う人物を札大から発信していきたい、そのためにも札大は、形だけ変える改革ではなく、マンネリに陥ることなく常に意識改革をし、学生が入学してよかったと思えるような大学にしていくよう努力すべきだ、と話された。</P><P>　この他に、今の札大生が早急に対応すべき問題点があるかと伺ったところ、返ってきた答えは「GNNが疎んじられている」というものだった。この「GNN」というのは理事長独自の座右の銘であり、「義理と人情と人間関係」のそれぞれの頭文字をとったものだそうだ。「つまり、人間として生活する上で最低限必要なことができる、信頼できる人間関係をしっかりと身につけることが大事だという意味だよ」と優しく説明された。これは、現代社会に欠けていることであろう。考えてみると、我々学生がキャンパスで理事長に会ったとしても、彼が理事長であるとほとんど誰にもわからず、挨拶もしないのではないか。我々は果たして教員にも親しく挨拶をしているだろうか。考えさせられる一言である。</P><P>　理事長は、私達がいろいろな質問をする合間に、「学生の視点からの意見を聞きたい」と逆に質問を投げかけてくれるなど、学生の意見をできる限り取り入れようとする姿勢を見せてくれた。最後には非常に気さくに「是非またこのような機会を持とう」と声をかけてくださった。今回のインタビューから、理事長が学生と直接話をしたいと考えていることがわかった。学生が理事長と気軽に接する機会が増えることを願ってやまない。そして我々学生も、理事長が願っているような大学にするよう大いに努力すべきである、と改めて思った。</P><P>　</P><P>　</P><P>　</P><P>『北海道知事という仕事』（寿郎社、2003年、1600円）について</P><P>　今回、理事長とインタビューをした際、この本をいただいた。語られているのは、知事時代のことだけでなく、戦時中に生まれ育ち、そして終戦を迎えた少年時代の辛い経験や大学時代の思い出、さらには奥さんとの出会いというプライベートな部分にまで及ぶ。その率直さとユーモアあふれる語り口に引き込まれるようにすらすらと読んでしまう。知事になるまでには彼の専門分野である林業に関わっていた時期もあり、一時は大阪で北海道の材木を売るなど数々の仕事を経験した。そのような経験が少年時代からの真摯な努力と相まって今の堀達也という人間を作り上げたのだろう。彼の足跡を辿ると、彼がいかに努力の人であるかが分かる。札大理事長だからというだけではなく人生の先輩としての彼の生き方を知るために『北海道知事という仕事』の一読をお薦めしたい。（阿部智美）</P><P>　</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../40english/topics40">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>