<!--This file created 05.1.27 6:33 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>duffy40j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">海外便り　No.3:</FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><B><FONTSIZE="+2">ゴールド・コーストの海風と共に暮らして</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">ダフィ・美奈子（旧姓；桜庭）</FONT></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">英語学科1985年卒業生</FONT></P><P>　</P><P>オーストラリアのゴールドコーストに移り住み、今年で9年になります。私は大学を卒業して母校札幌大学に勤め、後輩の皆さんのお世話など、楽しい７年あまりを過ごしました。そしてゴールドコースト出身である未来の主人と札幌で知り会いました。そんなわけで私は現在オーストラリアに住んでいるのです。</P><P>ゴールドコーストは、オーストラリア東海岸に面した人口約24万人の大きな市で、グレートバリアリーフで有名なクイーンズランド州の南端に位置しています。私の住むバーレイ・へッズには、海に向って丸く飛びだした国立自然公園と美しいビーチがあり、もっとも人気のあるサーフィンのスポットでもあります。お年寄りから子供まで、砂浜はいつも裸足で散歩を楽しむ人たちでにぎわっています。一年を通じての穏やかな気候に、国内外から人が集まり、都市というよりは、巨大な住宅地とでもいった感じの町です。日本からも、観光客の他に、セカンドハウスを建てて休養しに来る年配の方、マリンスポーツを楽しみながら海外での経験を積みに来るワーキングホリデーや留学生の若者達がたくさん住んでいます。</P><P>オーストラリアはたくさんの移民を受け入れている多民族国家です。私のような海外からの移住者たちが、早くこの地の生活に馴染めるように、国が負担してくれる海外移住者のための英語プログラム（AdultMigration EnglishProgram）もあって、私も始めの頃はそのコースに一生懸命参加しました。英語だけでなく、オーストラリアの文化や歴史、風習など、生活に密着した話題を使った授業も多くてとてもためになり、また、自分と同じような立場の、いろいろな国の人たちが集まっているので、こちらで初めての友人達もそのクラスでできました。</P><P>私の次のステップは社会に出ること、つまり、現地で職業に着くことでした。いくつかの仕事を経験しましたが、一番面白かったのはデパートで働いたことです。もともと人と接する仕事が好きでしたし、デパートの仕事は、毎日地元のお客様と英語で接し、お客様の要望にそえるよう良質のサービスをするというもので、職場の上司、同僚達とも共通語はもちろん英語なので、日常会話のブラッシュ・アップには最良の場でした。私の仕事は初めの頃、家庭用品売り場やカスタマー・サービスが担当でしたが、後半ではそのほかにも、特別な商品の企画・仕入れや、売り場マネージャーの補佐としてスタッフのスケジュールを組む仕事なども手がけ、毎日仕事にいくのが楽しくて、充実していたのを思い出します。</P><P>残念ながら、3年半勤めたときそのデパートが閉店してしまったので、その後は地元の銀行に勤めたりもしましたが、子供ができてからはその仕事も辞め、今は子供を育てることに専念しています。今、子供は1歳10ヶ月になり、最近では週2回ほど、子供を遊ばせる会「プレイ・グループ」に参加しています。ひとつはわが家のような、主に日本人を親に持つ家庭の子供のためのもの、もうひとつは室内で、参加者のほとんどがオージー（オーストラリア人の愛称）というグループです。どちらも子供同士を安全な環境で遊ばせながら親同士の交流や情報交換もできるので助かっています。</P><P>9年の間に、私の生活も、勉強、仕事、子育て、といろいろな経験を通して変わってきましたが、常に学ぶことだらけです。そんな中で、この地での私の生活もそれなりに根付いてきたと言えるのでしょう。これからは子供の成長につれて、こちらの教育制度にも親として直面していくことになります。子供のしつけや教育の質の面において、私立学校と公立学校のどちらが良いか、という論争もよく聞かれますが、私はもうすでに夫と話し合いを始めました。オーストラリアの大学進学制度は、日本よりはやさしいようです。高校在学中にそれ相当の勉強をすれば、学校の成績と最終学年で何度か行われる州一斉公開試験の結果で、それに見合った大学への入学が決まるというものです。子供にとっては受験のストレスも少ない分、のびのびと育っていける良い制度ではないかと思います。</P><P>ゴールドコーストでは、以前よりも日本の若い人たちを見かけることが多くなりましたが、そのたびに、9年前自分がこちらに来たばかりの、期待と不安に満ちていた頃を思い出し、応援したくなります。札幌大学の学生の皆さんの中にも、将来海外で働いたり、住んだりしたいと思っている人たちがたくさんいるだろうと思います。もしそのような機会に恵まれたなら、ぜひ積極的にその地の風習や生活に馴染んで、楽しみながら良い経験をたくさんしてほしいと願っています。一生懸命にやれば、必ずいいことがありますよ。頑張ってください！</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../40english/topics40">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>