<!--This file created 05.1.27 6:35 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>suehiro40j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONTSIZE="+2">新選組──気高い戦いと力強い青春　</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　末広　恵</FONT></P><P>　</P><P>　NHKの大河ドラマ「新選組！」をきっかけに、今日本中で新選組ブームがわき起こっている。書店の棚には新選組関連の本がたくさん並べられ、テレビや舞台でも新選組を扱ったものが多い。また旅行会社も新選組ゆかりの地を巡るツアーを企画し、たくさんの新選組ファンが京都や東京、函館を訪れている。</P><P>　大河ドラマ「新選組！」は現在大人気の三谷幸喜が脚本を手がけ、香取慎吾、山本耕史らたくさんの若手人気俳優たちが出演しており、それが大河ドラマの人気の一つであると言える。しかし「新選組！」人気の秘密はそれだけではない。大河ドラマ「新選組！」には人々の心をとらえる魅力がたくさある。ドラマの筋立ては面白くて興味深い。</P><P>　新選組の中心人物である近藤勇、土方歳三らは江戸の郊外の百姓の家に生まれた。彼らは近藤の道場で熱心に剣術を学んでいた。1863年、幕府は京都の治安を守るため剣術の得意な者を募集した。近藤と土方は募集に応じ、仲間たちと共に武士になりたいという夢を胸に京都へ上る。そこで彼らは芹沢一派と集団を結成する。彼らは幕府から新選組という名前が与えられ、天皇から市中取り締まりを命じられた。新選組は精力的に活動した。しかし約半年後、近藤らは、不道徳で京都の守るという義務を果たさない芹沢一派を粛清する。そして現在よく知られる行動を中心とする新選組が誕生した。</P><P>　1864年、池田屋事件が勃発した。ある日突然新選組は、倒幕派の長州藩の浪人が大量に京都に入り込んでいるという情報を入手する。新選組は浪人が集まる場所が旅籠屋の池田屋であることをつきとめ、不意に攻め入り、まさにそれによって京都に火をつけ混乱に乗じて天皇を誘拐しようという長州の狡猾な計画を阻止した。この大変有名な事件の後、新選組はその名を全国的に有名になった。</P><P>　新選組は1868年まで、京都の治安維持に努め働いた。1868年1月戊辰戦争が起こった。幕府軍に反抗して薩摩藩から倒幕派の軍がやって来た。新選組は幕府側の勢力として戦いに参加した。しかし戦いには優劣の差があった。なぜなら新選組が剣で戦っていると時に、薩摩と長州は銃砲を使っていたからだ。新選組は北へ北へと追いやられた。その戦いの中、近藤は敵に囲まれとらえられ、数日後江戸で処刑される。天才剣士として知られる沖田総司も約１ヶ月後結核が悪化しこの世を去る。一方土方は旧幕府軍たちと共に函館へ上陸し、新政府を樹立した。しかし、1869年5月11日、新政府軍は不意に函館へ攻め入り、その戦いの中で土方は亡くなった。</P><P>　１週間後戊辰戦争は終わった。それは新選組の歴史の終わりでもあった。新選組の伝説的な隊士たちは今でも人々を魅了し続けている。</P><P>　新選組の戦いの何が現代の人々を魅了するのだろうか。たぶんまず彼らの熱い若さ、献身的な友情、誠実な愛、善意、正当さ、そして義務感であろう。そのため人々は現代の若者とあまり変わらない新選組の隊士たちに強く共感してしまうのだ。戦いの中に身を置きながらも彼らは若さを失わずに生きた。彼らは楽しみ、様々な恋愛をした。土方が京都の女性にモテモテだったのは有名な話だし、沖田も町医者の娘と恋に落ちたという。他の隊士たちも女性たちと恋をした。そういう彼らの持つ勇ましく若々しい明るさが人々の心をとらえているのだ。そのため私たちは他の歴史的人物に比べて新選組に魅力を感じる。</P><P>　新選組は自分の信じたもののために勇敢に生き、戦い散っていった。このような生き方は個人主義の現在にはあまり見られない。しかしだからこそ人々は彼らの純粋な生き方にあこがれるのだ。武士になりたいという大きな夢を胸に京都へ上った新選組の若者たちは倒幕派と佐幕派の歴史的な対立の中心にいるようである。彼らは命がけで時代の波に立ち向かっていった。そんな忠誠心とはかなさも好感を呼び起こす。当時の大きな変革の時代には、きっと自分の考えや信念に従って生きなければならなかったのだろうが、今の時代にそのように生きるのは難しいかも知れない。しかし新選組の歴史を紐解くとき、自分なりの信念を持つことが何よりも大切なのだと強く感じる。すなわち信念を貫こうとすることが人生を大きな意味で満たすからだ。揺れ動く時代の中を必死に生きた彼らからは、熱いエネルギーのかたまりと善意を感じずにはいられない。彼らの悲劇的な運命は、私たちの心に感動を与えているのだ。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../40english/topics40">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>