自分の勉強法


1.月単位の予定

科目

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

一般知能

毎日30分づつる。 ・9月からは集中的に木曜日に集中的に1時間_1.5時間やった。

一般知識

日本史
世界史
地理
政治
経済

日本史
世界史
地理
政治
経済

憲法

東ア

東ア

民法

東ア

東ア

東ア

東ア

経済学

東ア

東ア

政治学

東ア

東ア

行政学

東ア

東ア

行政法

東ア

東ア

財政学

東ア

国際関係

東ア

備考

※9月から一月一科目になったのは、一般知能を集中的にやったから。

 

・問題集は東京アカデミーの「地方上級・国家_種 公務員試験」を全科目使う。
(表中の「東ア」は、東京アカデミーの問題集を示す。)

・基本書は、実務教育出版の「はじめてまなぶ」シリーズを使う。

・時間帯は、火曜日と木曜日を新しいことを勉強し、水曜日と金曜日は前日の復習をそれぞれ3時間行う。

・月曜日、土曜日、日曜日は授業の予習、復習、その週に消化できなかった公務員勉強を行う。

・長期休業期間は、午前3時間、午後3時間、夕方(18時~21時)3時間勉強。

科目

4月

5月

6月

7月

8月

一般知能

相変わらず日に30分、木曜日に1時間から1.5時間

一般知識

人文科学

社会科学

東リ

人文科学

社会科学

自然科学

東リ

人文科学

社会科学

自然科学

東リ

憲法

東リ

東リ

東リ

民法

東リ

東リ

東リ

経済学

東リ

東リ

東リ

政治学

東リ

東リ

東リ

行政学

東リ

東リ

東リ

財政学

実務

実務

実務

国際関係

東ア

東ア

東ア

・問題集は、東京リーガルマインドのウォーク問を全科目で使った。(表中は、東リで示す。)

・財政学、国際関係はウォーク問がないので、実務教育出版の「頻出問題シリーズ」を用いる。

・年度が変わってからは、練習問題を中心にすすめる。練習問題の間に、過去問を5年分こなす。模試も、月2ぐらいのペースでうけた。

・4年になって、授業も減ったので空いてる時間は問題をできるだけ多く解くように努める。


 

2.週単位の予定

1)3学年のとき

18:00

 

 

 

新しいことを

覚える

前日の復習

新しいことを

覚える

前日の復習

消化しきれなかった科目

19:30

 

新しいことを

覚える

前日の復習

新しいことを

覚える

前日の復習

消化しきれなかった科目

21:00

 

新しいことを

覚える

前日の復習

新しいことを

覚える

前日の復習

消化しきれなかった科目

22:00

 

夕食など

23:00

 

授業の予習・復習

24:00

 

 

 

2)4年次のとき

9:00

授業

教養科目

授業の予習

教養科目

専門科目

・消化できなかった科目

・過去問題集

10:30

授業の予習

授業

12:00

授業の予習

13:00

授業の予習

専門科目

教養科目

授業

教養科目

14:30

授業

16:10

授業

夕食

18:00

 

専門科目

専門科目

専門科目

一般知能

専門科目

19:00

21:00

22:00

23:00

0:00

 

専門科目

文章理解

教養科目

文章理解

専門科目

文章理解

教養科目

文章理解

専門科目

文藻理解

1:00

2:00

 

3.勉強をする上での注意点と推薦問題集

 

1)注意点

一年前から毎日3時間以上、直前期には毎日8時間以上を効率よく勉強すれば国家_種、地方公務員試験は受かると思われる。問題は持続性とどう効率よく勉強するかということであろう。持続性に関しては、言うまでもなく自分の気持ち次第である。だが効率性に関しては、合格者もしくは不合格者からの体験談が有効である。それは、無駄な問題集を買わなくても良いという金銭的な面でも言える。また、法学部・経済学部出身者以外はいっけん不利に思われるが、それは勉強量でカバーしよう。経済学に関しては、細かい理論を覚えるよりもパターンとして、もしくは数学として解くと結構解ける。

ある問題集によると、経済学を数学的に解いて60%は正解できるとしている。これは、合格最低ラインである。これに理論的なところで、分かるところだけ上積みをしていこう。1次試験を合格した私でも、いまだにフィリップス曲線と利子率決定における各学派の対立が理解できていない。それでも受かるのである。法律科目、行政科目は概略をつかんだらどんどん問題集を解こう。また、基本書の選定においては、必ず公務員試験用のものを使おう。特に、政治学テキストは当然ながら思想や専門性にかなりの影響を受けて片寄った内容になっているものが多い。また、出題頻度の少ない分野を勉強したのでは効率が悪い。国家_種、地方公務員試験では専門書はなくても合格できる。

自然科学を勉強しようかどうか迷う受験生が結構多い。これは、札幌大学が文系大学で受験科目に自然科学の科目がないことに由来するのは容易に予想がつく。国家_種は選択解答制であるので、それまでは勉強しなくて良いだろう。国家_種試験から、道庁・県庁を受験するまで数日あるので、他の科目に余裕があればぜひ過去問だけにでもあたってみよう。公式さえ分かっていれば、簡単に解ける問題もある。北海道中級試験から市役所試験までは3ヶ月ほどあるので、是非とも自然科学をマスターしたい。なぜなら、市役所には教養試験のみで受験できるとこともあり、その出題配分は以下の通りである。

一般知能      20問
一般知識 人文科学  4問
     自然科学  6問
     社会科学 10問 の計20問、総計40問である。

自然科学を捨てると、一般知識で全問正解しても70%の正解率しか得られない。昨今の公務員受験の倍率を考えると、これは合格安全圏ぎりぎりといえよう。私は自然科学の知識補強のためには、公務員試験合格者による、自然科学講座が有効だと思っている。それは、学内公務員講座では、自然科学を扱ってないからである。ともあれ、効率の良い勉強法の要は参考書選びであろう。では、どのような問題集がよいのか次ぎに述べよう。

 

2)推薦問題集

  一般知能試験

・「公務員受験 一般知能」 東京アカデミー

・「わざの大辞典」 公務員試験協会

 一般知識試験

・全科目 「出る順ウォーク問」 東京リーガルマインド

※自然科学に自信がない人は、文英堂から出ている「BEST 理解しやすいシリーズ」をすすめる。また、人文科学科目についても高校の教科書を手元に置くと良いだろう。

 専門試験

・全科目 「出る順ウォーク問」 東京リーガルマインド

・全科目 「公務員受験 問題集」 東京アカデミー

・全科目 「公務員受験 参考書」 東京アカデミー

※余裕があれば、実務教育出版の「頻出問題」シリーズを解けばいいだろう。ただ、国家_種試験の過去問も含んでいるので前述の二つを完全こなすほうを薦める。

※この他にも、実務教育出版の「はじめて学ぶシリーズ」もすすめるが、何回も読み直すほどの内容ではないので図書館から借りて済ませれば安く済む。東京アカデミーの「公務員受験 参考書」も今は図書館にないが、買ってもらえば良いだろう。試験直前まで必要なのは問題集であるので、必要なものだけを買ってなるべく安く済ませよう。

 基本書

公務員試験ようの参考書は結局は要点の整理のみで、全体を一つのまとまりとして捉えられないと感じる人がいるかもしれない。これも至極当たり前の話で、「知識整理」とは「整理する知識があって有効なもの」であるからだ。そこで、そんな人のために基本書を何点か挙げておく。

・憲 法:芦部信喜 「憲法」 岩浪書店 (不朽の名テキスト!)

・民 法:井川 健 「民法入門」 有斐閣 (民法改正に対応!)

・行政法:原田尚彦 「行政法要論」 南陽書房 (一巻物では人気のテキスト!)

・塩野 宏 「行政法」 有斐閣 (公務員研修でも使用されている!)

・政治学:堀江 湛 他 「現代政治学」 法学書院 (政治学の範囲は非常に広いし、国家_種ではどんどん難しくなっている。やっぱり、公務員向け参考書が最も有効か!?)

・行政学:西尾 勝 「行政学」 有斐閣 (いわずと知れた行政学の権威、西尾先生のテキスト。彼は、試験委員でもある。)

・経済学:福岡正夫 「ゼミナール 経済学入門」日本経済新聞社 (経済学は突っつきにくい。図書館で自分にあつテキストを探したほうが・・・。)

※ 基本書ではないが、法学部外の生徒には「法律用語辞典」(自由国民社)をすすめる。こまかに、専門用語をチェックしよう。また、六法は有斐閣の判例六法をすすめる。この中におさめられた判例が、試験で引用される文言に似ているとの噂。また、一粒社の「法学入門」も法学部以外の生徒にはすすめる。

※自由国民社の「法律用語辞典」も法学部以外の学生には大変有効。必ずかって、用語をチェックしよう。

 

3)費用

実は、受験のための費用が馬鹿にならない。私は通信講座で勉強していて、さらに問題集を買い揃えたので結局10万円以上かかってしまった。これに加えて模擬試験、受験会場への交通費とお金がかかることは覚悟しよう。最小限に抑えるには図書館を旨く使い、無駄な参考書を買わないことだろう。

私が思う一番安上がりで、一番効果的な参考書選びは東京アカデミーの公務員受験シリーズの問題集編を購入し、ウォーク問を図書館で借りるのが良いだろう。基本図書もたいていは、図書館にある。

 

4.私が薦める勉強法

 

A.公務員予備校へ通う。これが結局は一番いい。但し、金があればの話だが・・・。

B.学内公務員講座に通う。講座料は取られるが、予備校へ通うよりずっと安いし(本講座、春季直前講座で10万円未満だと記憶している。詳しくは、就職課、今後はエクステンションセンター窓口へ)、この講座からも毎年合格者が出ている。私は3年次に週20時間を目標に勉強していた。もし、学内講座に出ていたら周12時間で十分だったように思う。それは、週6時間の講座と同時間の復習とその範囲の問題練習である。4年次は、独学者も講座生も一日8時間は勉強しよう。2月の春休みから5月・6月までほんの3、4ヶ月の間、一日中勉強という時期を頑張って越えられれば、必ず合格できよう。もちろん、効果率適名勉強をしていればの話ではあるが。講座料は、こつこつ貯めるか親に頼もう。合格ライン到達の最低限の知識は得られるだろう。

学内講座について、2,3述べておこう。勉強する科目は以下の通りである。

専門試験科目:憲法、民法、経済学、行政法 → 授業があるとき

政治学、行政学、国際関係、財政学 春休み

教養試験科目:一般知能、日本史、世界史、地理、政治・経済 春休み

※詳しくは、必ず就職課で確認すること。

それから、先生へは積極的に質問しいろいろな情報をもらう。お金を払ってるんだから、少しでも多くの知識を「買いたい」ものである。