札幌大学校友会会報  第34号(ページ)


定山渓の野山が職場
たまには自然体験でリフレッシュにおでかけください

山田直樹 (外英・平成元年卒)
財団法人札幌市青少年婦人活動協会

 

 私が勤務する「定山渓白然の村」は、平成10年6月にオープンしました。四季折々の自然や動植物とのふれあいを通じて子どもからお年寄りまで、家族連れや仲間同士がいっしょになって楽しく学べる施設です。宿泊施設としてはコテージやモンゴルのゲルをイメージしたテントなどが整備され、気軽にキャンプを楽しむこともできます。

 大きな特徴は、さまざまな自然体験ができることです。たとえば間伐材を利用し体験工作会や林業体験会、自然観察会や登山、日帰りの自然散策と温泉ツアー。冬には親子で楽しむ雪中行事などを行っています。

 私の業務は経理・契約などの事務のほかお客様に対する「自然とのかかわり」をテーマにした事業の企画や運営にも携わっています。このような仕事についたというのも、わたしは学生時代、夏休みにはキャンプ場にこもって指導員として活動していた経験があってのことで、卒業後は12年間の社会人生活の礎になっていたといっても言い過ぎではありません。

 事業の準備に野山に入って現地を調査したり、時には泥や汗にまみれた作業も行います。また冬には除雪車やスノーモービルに乗って作業に出かけることもあります。

 そんななかで「楽しかった、また来ます」という言葉をかけられると、苦労も忘れて喜びを感じる毎日です。

 野山に囲まれた自然のなかが職場という恵まれた環境、同僚に2人の札幌大学OBがいることなど、すばらしい仲間とともに仕事をしています。

 札幌在住の校友会の方はもちろんですが、青春時代をすごした札幌へ来る機会があれば、ぜひ「定山渓自然の村」へ遊びに来てください。

札幌市定山渓自然の村 /予約・お問い合わせ/ 電話011-598-3100

 


ヘルメットを見たら思い出してください
安全に携わる仕事に誇りを感じています

伊崎元(法学・平成8年度卒)
株式会社 谷沢 製作所

 

 もし、ヘルメットを使用されている方がいらっしゃいましたら、ちょっと内側をごらんください。国家検定シールや内装(ハンモック)に<谷沢製所>または<タニザワ>と書かれていれば、うちの製品です。使用していただきありがとうこざいます!)。この谷沢製作所が私の勤務する会社です。

 株式会社谷沢製作所は、工事現場や工場等で使われるヘルメットや安全帯、換気用の風管、簡易携帯無線機(エコーメイト)等、産業安全衛生保護具の製造および販売をしています。とくにヘルメットのシェアは全国で約38%、道内では70〜80%といわれるほど、お客様から高い支持をいただいています。トップメーカーなので、常に他社から目標にされていますので、機能的で使いやすい、すぐれた商品を提供し続けていかなければなりません。

 私は営業として、販売店、ゼネコンの支店やユーザー、工事現場などでお客様から要望を伺い、PRにつとめています。現場に行けば、自社製品の以外の安全標識や安全用品の注文もいただくこともあります。入社して丸3年、やっとお客様に名前を覚えていただけたかな、という感じです。勤務する札幌営業所は8人ですが、その中にも札大出身の先輩がいます。平成6年度卒の先輩、小野亮さんです。卒業年度こそ違え、なんと法学部も五十嵐ゼミも同じです。たまには札大の思い出話もしています。

 これから6月頃までヘルメットの注文が殺到し、たいへん忙しくなりますが、休日は学生時代から続けているアイスホッケーでリフレッシュしています。安全に携わる仕事をしている者として誇りを持って働いています。

 


[サークル紹介]

日本学生氷上競技選手権大会に出場して
受け継いだ札大魂

 

 アイスホッケー部は第48回大会以来、インカレに通算23回出場、過去に54、55回両大会でベスト8に進出したのが最高の成績です。また、2回戦まで進出した65回大会後は、1回戦敗退が続いています。

 今年は創部30年を迎え、インカレ北海道予選会ではみごと1位で出場資格を獲得、全国ベスト8を目指しました。大会1回戦では、神奈川大学チーム(関東2部4位)と対戦、手に汗握る好プレーの連続でみごと4対1で勝利をおさめました。得点に結びついたのは、開始1分後の鮮やかな鈴木(3年)のゴールで先制攻撃したものの連続ペナルティーによるキルプレーで苦しい展開ののち少ないチャンスを宮崎(1年)と小澤(2年)のコンビで追加点をあげました。続く第2ピリオドは決め手に欠き、第3ピリオドでは個人のテクニックを生かしたプレーで小玉(3年)が2点をもぎ取りました。失点を抑えた鎌田(4年)の鮮やかな好セーブも試合運びを有利に導きました。2同戦は日本大学(関東1部5位)と対戦して7対2で敗退、ベスト8への道を阻まれました。

 今後は個人のスキルアップ、厚い選手層(部員増加)など、関東1部校と互角に戦えるようになりたいものだと実感しました。これからも応援よろしくお願いいたします。

 


大学祭の「どんちゃんさわぎ」であいましょう。

 

 私の名前は「どんちゃんさわぎ。」と言ってもこれは模擬店の名前です。昨年は10月9〜11日に大学祭が開かれましたが、もちろん「どんちゃんさわぎ」も出店。卒業生の模擬店で、祭りの盛りあげに参加しました。3回目の出店となりましたが、回を重ねるごとにメニューも増え、みなさんに喜ばれています。3日間のうち最終日はあいにくの雨でしたが、立ち寄っていかれる卒業生や教職員の方々の足は途絶えることなく、大盛況でした。

 今年の大学祭も「どんちゃんさわぎ」の参加をいたします。ぜひこの機会に、ビール片手に学生時代の話に花を咲かせたりしてみてはいかがですか?皆様のご来店を心からお待ちしております。

 

札幌大学第33回大学祭・「どんちゃんさわぎ」

平成12年10月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝)

 


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