きょうのやり方は、ずんぶんと荒い。巷のギョウザとほとんど変わらない。せめて下に敷く新聞を「モスコーフスキー・コンソモーレツ」にしたくらいだ。
これは試食の場面。まもなくわかったことだが、皮の両端をつなぎあわせて、花びらのように形を整えること。これがペリメニのやり方だ。料理のテツジンが教えてくれた。こんなことも知らなかった。ああ、はずかしい。
この方が、テツジンである。ほんとうに何でもよく知っている。じつに頼もしい人材をロシア語学科はもったものだ。