<!--This file created 99.8.6 15:31 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>haru-j-23</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#0000AF">プロフェッショナルＪリーグ</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>2年　野寄晴義</P><P>　　1999年元旦、東京国立競技場で行われた、第78回サッカー天皇杯決勝。決勝戦のカードは、横浜フリューゲルス対清水エスパルス。横浜フリューゲルスはこの大会を最後に、同じ横浜をホームタウンとする横浜マリノスに吸収合併されることが決まっていた。試合の結果は、2-1でフリューゲルスの勝利。これ以上ない、有終の美を飾ることができた。</P><P>　横浜フリューゲルス吸収合併の原因は、親会社のひとつ、佐藤工業の撤退によるものだ。その他にＪリーグの人気低迷、日本の長引く不況もあげられる。しかし根本的には、これまでのクラブ運営の利益重視が引き起こした事態だ。Ｊリーグの理念は、「地域に根ざした、地域に愛されるクラブを作る」ことだ。ところが、Ｊリーグ絶頂期の甘い蜜を吸ってしまった親会社は、運営計画が麻痺してしまい、後先考えない出資をどんどん行った。目先の利益のことばかり考えて、「地域に根ざす、愛されるクラブ作り」を怠った。今回それが明白になってしまった失態は、吸収合併の話をサポーターや選手達に秘密裏に進めていったことだ。これはＪリーグの理念を無視した、プロフェッショナルのクラブとは思えない、恥ずべき行為だ。</P><P>　Ｊリーグとは、プロフェッショナルサッカーリーグのことだ。プロフェッショナルクラブとは、サポーターというバックアップ組織をクラブ、スタッフ、選手が一丸となって、楽しませ、満足させる、それが絶対条件だ。サポーターのためにクラブは強くならなければならないし、サポーターのために選手達はトレーニングに励まなければならない。そして、クラブに連動してサポーターが、バックアップする。このサポーターとクラブのプロフェッショナルな関係が、結果的にクラブの成績と利益を生み出す。ところが、横浜フリューゲルスのフロントは、クラブの中心ともいうべきサポーター、そして選手までをも無視し、正しいクラブ運営に気づくことなく、吸収合併へと逃げてしまった。</P><P>　フリューゲルスサポーターの怒りは、横浜フリューゲルス再建協議会という形で、着々と進んでいった。1口1万円の「フリューゲルス再建基金」によって6700万円集め、新クラブ「横浜ＦＣ」を樹立。市民一人一人が株主となる、（1口3万円と5万円がある）日本初の完全市民主導型クラブとして新たなスタートをきる。1口3万円のクラブ株主会員は、1400人を越えた。（2/13現在）今度はまさしく”地域に根ざす”この上ないクラブ体制だ。Ｊリーグが低迷を続けている今、このような市民主導型クラブの成功が重要だ。地域市民による全面的なバックアップ体制を土台として、選手達がそれに答えるパフォーマンスをすることができれば、日本一のプロフェッショナルクラブの誕生も夢ではない。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../23english/23topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>